創作おしゃべり掲示板

掲示板

BBS
アイコン設定
投稿者さん使い方

書き込む前に、投稿のルールを要チェック☆
管理人があぶないぞと思ったカキコミは、削除されたり、一部ふせられたりすることがあります。個人情報を書いたり、他の人を傷つける言葉は使わないようにおねがいします。平和に楽しくどうぞ!
※自分で書いた小説のみ投稿OKです。他の人が書いたもののコピーや改変、AIで作った作品はNGです
※他SNSへのリンクを貼って誘導するのはご遠慮くださーい!
#抹茶ラテさん (983eweob)2024/8/6 07:49 (No.5697)削除
Time LIMIT @ Dial party

登場人物

ホン・ハウン 홍・하은 「LIMIT」の宿舎の世話係
キム・チオン 김・치온 「LIMIT」の所属事務所の社長

LIMIT
キム・ソジュン  김・소준 リーダー     責任感が強い
チョン・セフン  정・세훈 メインボーカル  悪魔のような天使
ソン・ミンウ   송・민우 メインボーカル  人見知り
イ・ジェユン   이・재윤 リードラッパー  インドアゲーマー
イ・スンウ    이・승우 リードボーカル  愛嬌たっぷり
カン・ソンホ   강・성호 サブボーカル   健康管理を怠らない
パク・ヒョンウ  박・현우 サブボーカル   パーティーメーカー
ミン・スニョン  민・순영 メインダンサー  ヘムチでありホランイ
カン・ジフン   강・지훈 サブボーカル   プロデューサー
キム・テジュン  김・태준 サブラッパー   料理大好き
イム・スンミン  임・승민 メインラッパー  英語ペラペラ
チェ・ジュンホ  최・준호 リードボーカル  不思議くん
パク・ジュニョン 박・준영 サブラッパー   可愛い末っ子




♫ Midnight

「LIMIT」のカムバ曲「Midnight」が公開されてから、早1週間。そのMVは大きな反響を呼び、再生回数もどんどん増えて行っている。「まさに今の世間状態」「ソジュン神」「今聴くべき曲No.1」などなど。それぞれいろんなコメントが寄せられている。そんな世界的人気なLIMITは今、宿舎にいる。「あ〜!ヒョン、これ僕のですよ〜!」「あれ?そうだっけ?まぁいいや。」「ヒョン〜!」MVの中とは打って変わる生活ぶりにびっくりする。「ハウンさ〜ん。手伝ってよ〜。」「何ですかー。今、皿洗ってるんですけどー?」안녕!ホン・ハウンです!ありえないんですけど、LIMITの宿舎で世話係として働いています・・・。まぁ、色々あって少し前に関わりができたのが理由なんだけどね。「ヒョンが僕の食べ物とってくるんですー!」「年下の食べ物を取るなんて大人気ないですよ〜。」あぁ、騒がしい。「早く食べてください。こっちも忙しいんです。」「やばい、怒ってる・・・!」「どうしたんですか?」「い、いえ!何でもないです!」誰か、手伝って・・・。まったく、一部屋に13人もいたら、うるさいに決まってる・・・。LIMITは13人で構成された韓国アイドルグループ。ラップのソジュン、ジフン、テジュン、スンミン、ジュニョン。ボーカルのセフン、ミンウ、ジェユン、スンウ、ミンジェン、ヒョンウ、ジュンホ。この13人はカムバ期間を終え、今日はパーティーみたいな感じで打ち上げしてます・・・。私は、今ものすごく自分の部屋に逃げ込みたい。すごーくうるさい。そんな中、頼りになるのはジェユンさん。どちらかと言えば、大人数より1人の方が好きなタイプ。車酔いとかしちゃうタイプらしい。私が考えていることを見透かしたのか「手伝いますよ?」と言って、ジェユンさんが入ってきた。ジェユンさん、神・・・!「ありがとうございます・・・!では、お皿拭いてもらっていいですか?」「わかりました。」2人並んで、皿を洗って拭いて・・・。すると「待ってー!」と言いながら、キッチンにジュンホさんが来た。「ジュンホ?何やってるの・・・?」「ん?妖精さんがいたから、追いかけてるの・・・!」「妖精さん、何か言っていますか?」「えーっとねー。楽しんでるって言ってる!」「そうですか・・・!よかったですね!」「うん!あ、待って!」ジュンホさんは、どうやら妖精が見えるらしい。ファンからも不思議くんって呼ばれてる。「ジュンホ、妖精が見えるって本当なのか・・・?」・・・そこは私も信じられないところがある。「でも、ジュンホさんの夢を壊すのは、かわいそうです。」「そうだよな・・・。で、お皿、拭き終わりました。どこかにしまいますか?」「いえ、大丈夫です・・・!ありがとうございました!とっても助かったです!」「何か、手伝うことがあったら言ってください。」そう言って、ジェユンさんは打ち上げ会場へ戻って行った。すると入れ替わりで「甘いもの作ってよー!」と言って、今度はキッチンにスニョンさんが入ってきた。スニョンさんは「LIMITのヘムチ兼ホランイ」って呼ばれてる。虎が好きなのと、その顔立ちからヘムチって呼ばれてるらしい。「甘いもの・・・?あ、確か冷蔵庫にトゥンカロンが・・・。」「トゥンカロン・・・!」「あ、あった。この前、社長さんからもらったんです。皆さんでどうぞ。」「ありがと!」軽い足取りで、打ち上げ会場に戻って行った。「トゥンカロンあるよー!みんなで食べよー!」「やったー!」この声はスンウさんかな。スンウさんは、LIMITの中で最もファンサが上手いと言われている。ライブの時にファンが名前を呼んだ時にすかさず「はーい!」と答えるぐらいのファンサ上手。「みんな、甘いもの好きだよな・・・。」これは・・・セフンさんか。セフンさんは、そのルックスから天使と呼ばれている。しかも、誕生日も10月4日。「天使」の日に生まれている。でも、人に水をぶっかけるような性格。「いいじゃん!食べようよー!社長さんがくれたんだよ?」「後で、お礼言わなきゃな。」この声はリーダーのソジュンさん。一段と責任感が強く、リーダーに選ばれたのもそれが理由。「そうだね。あ、セフンには辛いトゥンカロン作ろうか?」と言ったのはテジュンさん。料理が大好きで、よくキッチンを借りにくる。そして、ファンからは大型犬と呼ばれている。「いや・・・、やめとく。」「なんでー?いいじゃん、やってみようよ!」な、何言ってるの・・・。ヒョンウさんは楽しいことが大好きなの。グループのバラエティ番組でも、メンバーとファンを爆笑させている。「ヒョン、おいしくなくなりますよ?」その通りだよ、ジュニョンさん・・・!ジュニョンさんは、グループの中で最も年下。だから、メンバーが可愛がっているのをよく見る。「そうそう。変なの食べると体調崩しますよ。」ソンホさんがそう言った。ソンホさんは、グループの健康管理の軸となるメンバー。ライブでもファンに向かって「風邪ひかないでね〜。」って最後に言ってる。「早く食べようよ〜。ねー!」ミンウさんが早く食べたいという感じで、そう言った。ミンウさんは、とっても人見知り。初対面の人だとなかなか話せないぐらい。でも練習生の時に、セフンさんが根気強く話しかけてくれたから、少しは良くなったって雑誌のインタビューか何かで言ってた。「そうですよ。食べないなら、部屋行って曲作ってていいですか?」どうやら、ジフンさんは曲が作りたいらしい。ジフンさんは、プロデューサーとしても活躍している。LIMITの曲の半分以上はジフンさんが制作している。「そうですよ、あんまり置いておくと不味くなります。」スンミンさんもジフンさんと同意見らしい。スンミンさんはアメリカ出身で英語がペラペラ。だから、翻訳係としてメンバーが使ってたりする。キッチンで会話を聞いていた私だが、喋ってばかりで全く食べないので、「早く食べてくださいよ。こっちは片付けしないといけないんです。」と言った。「ぎゃー!怒ったー!」スニョンさんが騒ぐ。「とにかく、早く食べてください!」私は念を押してから、寝室へ向かい、ベッドメイキングをする。私はふと目についたイヤホンを取って、スマホに繋ぎ、音楽を流した。曲はもちろん「Midnight」だ。やっぱり、何度聞いてもいい曲だなって思う。私は、「Midnight」を流しながら明日のことを考えた。
#抹茶ラテさん (983eweob)2024/8/6 07:51削除
Time LIMIT @ Dial party


♫ cooking

朝5時。カーテンから差し込む光で目が覚めた。「眠い・・・。」昨日は12時過ぎてから寝たからなぁ。私は眠科がまだ残っている体をどうにか起こして、ベッドから降りていつもの服装に着替えた。少しフラフラしながら階段を降り、顔を洗ってキッチンに立つ。ご飯をセットして、キムチ出して・・・。14人分作るのは大変だから朝は簡単な食事で済ませてしまう。「おはようございますー。」そう言って降りてきたのはテジュンさんだった。「ご飯作るの手伝いに来たよー。」優しいなぁ。テジュンさんはいつもこうやって、ご飯を作るのを手伝いに来てくれる。「ありがとうございます。では、こっちのスープをお願いします!」テジュンさんはお願いをすぐ聞いてくれるから助かる・・・!「そういえば、テジュンさんって明日オフでしたっけ?」「うん、そうだよ。」「もしよければなんですけど・・・一緒にメンバーの分のおやつ作りませんか?」すると、テジュンさんの目がきらりと輝いた。「作ろう!何にしようかなー?」そう言って真剣に考えてくれるテジュンさんは本当に素敵だなと思う。もちろんテジュンさんだけじゃない。他の皆さんだって、それぞれの個性で輝いている。「素敵だなぁ。」「ん?どうしたの?」どうやら口に出てしまっていたみたい。「あ・・・いえ。なんでもありません・・・!」「本当に〜?」そう言って距離を詰めてくる。テジュンさんのほんの少し困るところ。それは誰とでも距離を詰めてくること。初対面の人にも笑顔で接しられるテジュンさんはすごいと思う。本当にすごいと思うけど・・・。ただ、スキャンダルとかが心配・・・。世の中はSNSで、何をされるかわからない時代。「本当に何にもありません・・・!」「もう、しょうがないなぁ。気になるけど、ここまでにしてあげる。」そう言っていつもの笑顔で笑った。「スープ出来上がってるよ?あと何か手伝うことある?」「うーん・・・?特にないですね!ありがとうございました!」「そう?」「はい!あとは自分の時間にしていいですよ。」「ふーん。わかった。じゃ、ここにいようかな。」「えっ?どうしてですか?」「だって、ここが落ち着くんだもん。」「ま、別にいいですけど・・・。」いつもは感じない視線を感じる。うぅ・・・なんかやりづらい。「ちょっとちょっと!それじゃぁ危ないよ!」そう言ってテジュンさんは、私の手を自分の手で押さえ込んだ。「包丁は気をつけないと・・・!」「そうですか?私はいつもこの切り方ですけど・・・。」「えっ嘘でしょ?よく怪我しなかったね・・・。」「いえ、最初の方は料理もろくにできなかったのでよく怪我してましたが・・・。」「俺が言ってるのは今の話!とにかくこれじゃ、危ない!包丁使う時には・・・」そう言ってテジュンさんは包丁の使い方を綺麗に細かく教えてくれるけど・・・。全部知ってるんだよなぁ。でも、ここで逃げたら申し訳ない。「・・・そんな感じで、わかった?」「はい、ありがとうございます。」私はテジュンさんがやった通りに具材を切ってみる。「・・・切りやすい。」「でしょ?」「はい。」私は具材を次々に切っていった。よし!とりあえず、朝の準備はここまでいいかな。切った具材は昼か夜に使うし。気づけばもう6時を過ぎていた。「もうこんな時間・・・!皆さんを起こしに行かないと・・・!」「俺も手伝う!」そう言ってテジュンさんもついてきてくれる。「ありがとうございます。私は2階の皆さんを起こすので、テジュンさんは3階をお願いします。」「うぐっ・・・ジフンいるじゃん・・・!あいつ寝起き悪いんだよなぁ。」「てなわけでお願いします。」「あー!ひどい!」色々と叫ぶ大型犬は放っておいて私は2階の端の部屋に向かって歩いて行った。
#抹茶ラテさん (983eweob)2024/8/6 07:52削除
Time LIMIT @ Dial party


♫ GOOD morning

「ソジュンさーん。朝ですよー、起きてください。起きないならテジュンさんに叫んでもらいますよー。」「それは無理・・・。」と言ってソジュンさんが起きた。次はセフンさんの部屋。「セフンさん、朝です。起きてください!」そう言うとすぐに部屋の中から「無理〜。」と答えが返ってきた。「ダメです。起きてください。セフンさん、今日、ミンウさんと雑誌の撮影あるんじゃなかったんでしたっけ?」「はいはい、わかった。」セフンさんも起きた。「ミンウさーん!朝です。起きないとセフンさんとの撮影遅れますよ!」「やだぁ。」皆さん、イヤイヤ期?「とにかく、はやく起きてください。」次はジェユンさん。ジェユンさんは朝に弱い。だから他のメンバーがいないと起きない。だから、後回し・・・。「スンウさん、朝です。起きてくださーい。」「わかったー。」スンウさんはジェユンさんとは反対で朝に強い。「朝ですよ、ソンホさん。起きてください。」「やだ。」「起きてくださいね!」私はジェユンさん以外を起こして、3階へ行った。ジェユンさんはテジュンさんがいないと起きない。あの人はありえないぐらい大きな声が出る。「テジュンさん、ジェユンさんを起こしてください。」「了解!」私はテジュンさんを連れて2階に戻った。「ジェユンヒョンー!起きてくださいー!」テジュンさんがドアの前から大きな声で叫ぶと、他の皆さんも部屋から出てきた。「うぅ・・・。」中から呻く声が聞こえた。「はやくー!」テジュンさんがさらに追い打ちをかけるとジェユンさんが起きた気配がした。「ジェユンさん、起きましたね。」「ヒョンも寝起き悪いですねぇ。」「では私は下でお皿とか出してますので。」私はテジュンさんにそう伝えて下に戻って行った。
#抹茶ラテさん (983eweob)2024/8/6 07:53削除
Time LIMIT @ Dial party


♫ break fast

皆さんが席につくと、リビングの空気が少し変わる。普通のリビングがLIMITがいるだけで豪華な場所に見える。そして、朝の会話が始まると、朝の空気も色鮮やかになる。「ヌナ、手伝いますよ?」ジュニョンさんはいつも手伝ってくれる。テジュンさんとは違う方向性で。ジュニョンさんは手際よくお皿におかずを盛り付け、食卓に運ぶ。「次、これお願いできますか?」「はい!」ジュニョンさんはにっこり笑って、また食卓にお皿を運んでくれる。皆さんも見習った方がいいと思うけどなぁ。こんなに忠実な弟がいるんだから。「全部運び終わりました!」「ジュニョンさん、ありがとうございます!」「タメ口でいいですって・・・!」ジュニョンさんは私にタメ口を聞いて欲しいらしい。「でも、私はあくまで世話係として雇われています。タメ口なんて・・・世界はいつどこで誰が情報を掴んでいるかわかりません。もし、何かあったら活動に支障が出たりしたら・・・。」「ヌナってすごいですよね。」「えっ?」「僕なんて自分のことだけで精一杯なのに、ヌナは僕たちのことも考えてくれている。僕には敵いません。」「ジュニョンさん・・・!」そんな言葉をもらえるとは思わなかった。「私は別にそんなごたいそうな事なんてしていませんよ。ただ、皆さんに快適に過ごして欲しいだけです。私なんて存在しないぐらいの存在ですから・・・。」「なんでですか?」「いや・・・。」「僕たち、ヌナがいるから生活できているんですよ?そんなこと言わないでください。僕たちにはヌナが必要です。存在がどうとか、もう言わないでください・・・。なんか悲しくなってきます。」「・・・ありがとうございます。そして、ごめんなさい。私、自分のことをよく考えていなかったですね。」「いえ、そんなことないです。さ、はやく朝ごはん食べましょう!」「ですね!」ジュニョンさんが手招きする。そちら側は話がずいぶん盛り上がってる。私はその賑やかな輪の中に入っていいのかと少し萎縮してしまったが、ジュニョンさんが変わらぬ笑顔で招いてくれたから、自然と入っていけた。
#抹茶ラテさん (983eweob)2024/8/6 07:54削除
Time LIMIT @ Dial party

♫ See off

朝ごはんを食べたら、皆さんは各々の活動に向けて準備する。雑誌の撮影だったり、オファーを受けに行ったり。そして、私は家事。掃除機かけて、ベッド直して・・・買い出し行って・・・。「「行ってきます。」」ミンウさんとセフンさんはもう行くらしい。早いなぁ。「頑張ってくださいね!行ってらっしゃい。」私は玄関でミンウさんとセフンさんを見送った。「ほんとヌナって優しいよねぇ。」「そうですか?」スンミンさんがいつの間にか後ろにいた。「だって、いつも玄関まで見送ってくれるじゃん。」「なんか、習慣的にというか不可抗力というか・・・。」「でもそういうところが、ヌナのいいところじゃない?」「ありがとうございます。」なんかこの宿舎にいると褒められることが多いなぁ。私は少し不思議な気持ちで廊下を歩いた。リビングのドアを開けるとこれまた騒がしい。「はーい、掃除機かけるので少しどいてください。」「えー?なんでよー?」と言ったのはスニョンさん。「なんでと言われましても・・・仕事ですから。私の仕事です!早くしないと、ご飯抜きにしますよ?」「いや、それは困る・・・。」「わかったなら早くしてください!」すると、他のメンバーたちも少しの間だけ立ってくれる。私はその間を縫うようにして掃除機をかけた。「はい、ここはもう終わりましたから。どうぞ。では、私は上の階を掃除してきます。部屋は入りませんので。」私はそう言ってリビングを出た。
#抹茶ラテさん (983eweob)2024/8/6 07:56削除
Time LIMIT @ Dial party


♫ Shopping

掃除機で全てのフロアをかけ終わって階段を降りている時、「行ってきます。」という声が聞こえた。私は階段を素早く降りて、玄関まで行った。「頑張ってくださいっ。」私はそう言って、皆さんに手を振る。そうすると、皆さんも振り返してくれる。玄関の鍵を閉める音がすると、家の中が少し寂しく感じた。さっきまで賑やかだった家の中が急に静まり返ってしまった。私はその静けさに少し驚いた。皆さんがいないとこんなにも静かになってしまうのかと。私はさっきまであった賑やかさを早く取り戻すために、買い出しに行くことにした。私はバッグにお財布とスマホと自転車の鍵を入れて、靴を履いた。外は少し風が吹いていた。私はその風に抗うようにして自転車を漕ぎ始めた。

***

10分ほど自転車を漕いだところに私の行きつけのお店がある。駐輪場に自転車を停めると、私はその広すぎるスーパーを見つめた。何度来ても大きいな、と感じてしまう。私はバッグからメモを取り出した。メンバーから頼まれたものと、自分的に必要なもの・・・買うもの多いな。でも、仕事なんだから!私はカートを取ってコインを入れて、店内に足を踏み入れた。まずは野菜。チヂミに使う具材とか・・・その他もろもろ。その後は魚とかお肉とかを買った。次は・・・ジュニョンさんが好きな薬菓。ジュニョンさんはよく薬菓を食べている。配信ライブとかでもよく食べてる。「次は・・・ってあれ?これで全部?」多そうに見えて意外と少なかったなぁ。その後、私は長蛇の列ができているレジに並び、お会計をして帰ってきたのだった。
#抹茶ラテさん (983eweob)2024/8/6 07:57削除
Time LIMIT @ Dial party


♫ Photo shoot〈by セフン〉

俺とミンウはマネージャーが出してくれた車に乗って雑誌の編集社の撮影スタジオに来た。今日はここで、雑誌の表紙写真の撮影をするらしい。スタジオになんて呼ばれることなんて、すごく久しぶりだった。オファーを受けることはあったけど、予定が合わなくて断ってたりしてたからな・・・。俺もミンウも少し緊張していた。ミンウは元々人見知りで人と話すことが苦手だから、より一層緊張しているだろうな・・・。「大丈夫か?」「っ・・・!だ、大丈夫。」「本当に?無理するなよ?」「本当に大丈夫だよ・・・!」そう・・・?顔色が悪い気がするんだけど・・・。最近、ミンウは色々引っ張りだこであんまり休めてないらしい。仕事が多く入るのはいいことだけど、それで体調を崩してしまったら、元も子もない。ぐるぐると色々考えているといつの間にかスタジオに着いていた。大きな大手編集社。スタジオも大きい。感心してる場合じゃない、任されたからにはしっかりやらないと!俺は気合を入れて、パチパチと頬を叩いた。でも、やっぱりミンウのことが気がかりだ。ミンウは緊張なのか睡眠不足なのかとにかくなんか変だ。「きつかったら言って。無理するなよ。」と言うとミンウは静かに首を縦に振った。「では、お二人はこちらへ。」マネージャーに言われて着いていくと担当カメラマンがいた。どこかで一回会った事がある気がする。「お久しぶりです。前回の『W』の撮影で撮影させていただいた・・・」「トユンさんですよね?」「覚えていただいたのですか・・・?光栄です・・・!」少しの間、前の撮影の話をして、俺とミンウは衣装が用意された部屋に案内された。「では、お二人はこちらに着替えてください。終わり次第、撮影を始めます。」「「わかりました。」」俺とミンウは部屋に2人きりにされた。「ミンウ、大丈夫か?」「大丈夫だよ。」ミンウはそう言って、少し安心したような悲しむような顔をして笑った。「・・・そうか。」俺とミンウは用意された衣装に着替え、部屋を出た。今回の衣装はダメージが入ったデニムにパーカー。俺は薄い青で、ミンウは薄いピンク。なんか、俺が来てる私服に似てる。「えっと、まずはミンウさん。そこのオブジェに座ってください。セフンさんは後ろの長方形のものに寄りかかるように。」俺たちは指示されたまま動く。「おっ、いいですね!では、まず1枚撮りまーす。」フラッシュが光り、シャッターが切られる。少しの緊張。姿勢を崩していけない時間。短いように思えて意外と長い時間。角度を変えて何枚も撮っていく。「えーっと、セフンさん。右手で左腕、押さえて。」俺は言われたままに右手で左腕を押さえる。「いいですね・・・!では、位置交代しましょう!」俺とミンウはそれぞれの位置を交代する。「うーん・・・?やっぱり逆の方がいいかな。じゃ、さっきの位置で。」よかった・・・ミンウはなんか体調悪そうだから、座ってて欲しい。「ミンウさん、頬杖ついてみて。」ミンウが頬杖をつくと、トユンさんは「いい!とってもいいです!」と言いながらシャッターを切り始めた。

***

「これとこっち、どっちがいいですか?」「僕的にはこっちですね・・・!」なんて言う会話が隣の部屋でされている。俺とミンウは私服に着替えて、次はダンススタジオに行くことになってる。「Midnight」のダンス練習があるから。今は、俺とミンウを抜いたメンバーで練習しているはず・・・。ふと、テーブルを見るとミンウは椅子に座り、机に突っ伏していた。「おい・・・!大丈夫かっ?」ミンウは少しだけ呼吸が荒かった。でも、寝ているだけだった。びっくりするからやめろ・・・。すると、ドアからノック音が聞こえた。「ダンススタジオ行きますよ。」と言うマネージャーの声がした。「わかりました。」俺は中から返事をして、ミンウを起こした。「ミンウ、ダンススタジオ行くぞ。大丈夫か?」「あれ・・・?もうそんな時間?じゃあ、早くしないとね。」ミンウは体をだるそうにゆっくり動かした。ミンウ、もしかして風邪でも引いたのか・・・?音楽番組でパフォーマンスも控えているから無理だけはしないでほしい。部屋を出ると来た時と同じようにマネージャーに案内されて外へ出た。車に乗ると、ミンウはすぐにまた寝てしまった。俺は、そっと邪魔そうな前髪を横へ流した。呼吸が少し荒い。ダンスを踊った後よりかは、穏やかだけど・・・。浅い呼吸を繰り返すミンウに俺は心配の気持ちが募る。「本当に、無理だけはするなよ。他のメンバーも心配するからな。」俺は小さい声でそう言った。
#抹茶ラテさん (983eweob)2024/8/6 07:58削除
Time LIMIT @ Dial party


♫ Dance〈by ソジュン〉

「ヒョンたち遅いですね・・・。」「もう少しで来るはずなんだけどなぁ。」セフンとミンウは今日雑誌の撮影があるから遅くなるって言ってた。12時ぐらいには来るって言ってたけど、もう時間過ぎてますよ・・・?「とりあえず、待ちながら昼ごはんでも食べるか?」「いいですね!食べましょう!」スンウが用意してくれた昼ごはんを食べながら、セフンとミンウを待つ。すると、ガチャッと音がしてセフンとミンウが入ってきた。「あ、来た。お疲れ様。とりあえず、昼ごはん食べる?」2人ともお腹空いてるだろうし。体力的に限界もくるだろうし。「食べるわ。」「うん・・・。」ん?ミンウ、顔色悪い?気のせいか。俺はセフンとミンウに昼ごはんを手渡すと、徐にスマホをいじる。なんとなく開いた動画投稿サイトには1週間前に出した「Midnight」が一番上にあった。再生回数は日に日に伸びている。今回の曲はジフンも、張り切って作っていたからよかった。ふと横を見ると、セフンとミンウがくっついて昼ごはんを食べていた。いつも2人は一緒にいるけど、今日はより近くにいないか・・・?俺はミンウに近づいて「顔色悪いぞ?大丈夫か?」と小さな声で言った。「えっ・・・あ、うん・・・!大丈夫。」ミンウは笑顔でそう言うけど、その顔には疲労の色が滲み出ている。「無理は禁物。何かあったら、すぐ言って。な?」顔を覗き込んで言うと、ミンウは小さく頷いた。

***

みんなが昼休憩を終え、午後練習が始まった。「とりあえず、『Midnight』通すぞー!」スニョンがそう言って曲をかけた。すると、場の空気が一瞬にして変わった。少し前までは和気藹々とした雰囲気だったけど、今はみんなが真剣に踊っている。みんな、オンとオフの切り替えは上手だ。曲調に合わせて表現を変えるのだって綺麗にできている。最後の振りが終わり、曲が止まる。すると、ダンスリーダーのスニョンが「うーん・・・ジュニョンはもう少しこっちでもいいかな。」と言った。ダンス練習の時はスニョンが中心となって練習を行う。「ここですか?」「おお!いい感じ!あと、ジフンは少し外側に。」「こっち?」「そう!これで行こう!じゃあ、もう一回!」スニョンが曲をかけるためにスピーカーを操作した。「あれー?流れない?壊れた?」とスニョンが言った。「嘘でしょ?ってBluetooth切れてるだけじゃん。」「ありゃ。」「ちゃんと見ろ。」スニョンとジフンの間でそんな会話が流れている。でも、そのスピーカーもずいぶん長いこと使ってるからな・・・。新しいの買うか・・・。「じゃ!もう一回!」俺たちは最初の位置に戻り、歌い出しのヒョンウに合わせて動き出す。この振り付けを決めた時、ヒョンウは「僕が最初ですか・・・?できるかな・・・。」とか言ってたくせにすっかり踊りこなしている。3サビの前に差し掛かると、スポットライトのような振り付けがある。スニョン、この振り付け気に入ってるんだよな・・・。至る所で入れようとしてくる。でも、それでは飽きさせてしまうからといってみんな却下する。すると、スニョンはヘタれる。ファンからはヘタれると可愛い!と言う声を聞いたことあるが、そんなこと思った事がない気がする。ただ、感情の落差がひどいな・・・ということだけ。そんなことを考えているうちに、俺の一つ前のパートのセフンに移った。セフンの高音はメンバーもすごいと褒めるほどの努力の賜物。セフンの声はどんな曲にも似合う。俺のパートになった時、俺は一列に並んだメンバーとハイタッチをして、最後にターンをする。最初はハイタッチのところがうまくいかず苦戦したけど、今はもう全員と完璧にできるようになった。そして、最後にジェユンのパートで終わり、曲が終了。「めっちゃよかった!どうする?一回休憩挟む?それかもう一回やる?」「いや、一旦休憩しよ。」「じゃ、10分後ね!」スニョンのその声でみんなはオフモードになった。ふと、目をやるとミンウがセフンに寄りかかっているのが見えた。てか、寝てる・・・?俺は興味本位で2人に近づいた。「ミンウ、寝てるの?」「なんか寝ちゃった。」「そっか。最近、ミンウあんまり寝てないよな。帰ってくるのも遅いし・・・。」「そろそろ体調崩しそうで怖いよ・・・。」「だよな。」すると、「どうしたんですか?」と言ってソンホが近づいてきた。「ん?あぁ、なんか寝ちゃったんだって。」「そうなんですか?でも、最近ヒョンなんかおかしいですよね。時々、頭を痛そうに押さえてたりしてますし・・・。」「「それ、本当?」」俺とセフンの声が重なった。「そうですよ。頭痛薬とか飲んでましたし。」気づけない自分が不甲斐なく感じる。セフンもどこか悲しいような怒ったような目でミンウを見ていた。すると、ドアがバン!と開き、「休憩終了ー!練習再開ー!」と大きな声で言いながらスニョンが入ってきた。ミンウはその声で起きたのか、ゴシゴシと目を擦っている。みんなが最初の位置につくと、スニョンが曲をかけた。ヒョンウまでは順調に踊れていたけど、その次のパートのミンウが来ない。すると、後ろからバタン!という音が聞こえた。その直後に「ミンウ!」というセフンの声がした。メンバーに囲まれてミンウが倒れている。「ミンウ・・・!大丈夫かっ・・・!?」ミンウは浅い呼吸を繰り返している。手に触れると、熱い。熱がある。「とりあえず、マネージャーに連絡して。今日の練習は終わりにしよう。セフン、来て。みんなは先に帰ってて。」ミンウを抱き抱え、セフンを呼んだ。「ミンウ、無理しないでって言ったのに・・・。」セフンが悲しそうな声でそう言った。「俺も・・・体調悪そうだったのに、止めなかった・・・。リーダーとして不甲斐ないよ。」すると、マネージャーが用意してくれた車が2台来た。一つは俺とセフンとミンウ用のもの、もう一つは他のメンバー用。俺はミンウを一番後ろの席に寝かせると、運転手に「病院までお願いします。」と伝えた。運転手は「了解しました。」と言って車を発進させた。
#抹茶ラテさん (983eweob)2024/8/6 08:00削除
Time LIMIT @ Dial party

♫ coffee

午後4時半。火が傾き始めている。外から車の音がした。あ、帰ってきたんだ・・・!私はコーヒーを飲んでいた手を止め、玄関へ歩いて行った。ジャストタイムでドアが開き、「ただいま戻りました。」と言って皆さんが入ってくる。ただ、その空気がいつもと違う。少しだけ冷たいような感じ。理由を聞きたいけど、聞いてはいけない感じがする・・・。「どうかしましたか?」私は勇気を持って聞いた。「それがね・・・ミンウヒョンが倒れたんだ。今、病院にいるって。」・・・え?「それ、本当ですか?というか、ソジュンさんとセフンさんもいない・・・?」「ミンウの付き添い。」ヒョンウさんがどこか冷たい声で言った。声色がいつもと違う・・・いつもはもっと明るくて元気の出る声なのに・・・。「とりあえず、上がってください。皆さん、疲れているでしょう?コーヒー淹れますね。」私は皆さんの間に入ってはいけない気がして、キッチンへと逃げるようにやってきた。10人分のマグカップを出し、1人ずつコーヒーを入れていく。よし、全員分淹れ終わった!私はコーヒーをトレイに入れて、テーブルへ持って行った。「どうぞ。お砂糖とミルクはお好みで。」私はそれだけ言ってキッチンへ戻ろうとした。すると、「ねぇ・・・ミンウが風邪だったのっていつからかわかる?」とスンウさんに聞かれた。「・・・ごめんなさい、わかりません。」「だよね・・・ヒョンは我慢強いから・・・。ってことは気づいていたのはソンホだけってことか。」ソンホさん、気づいてたの・・・?「あの・・・ごめんなさいっ。」私は頭を下げて謝った。すると、皆さんが驚いたのが空気で伝わる。「えっ?どうして?なんで謝るの・・・?」ジフンさんが聞いてきた。「だって、私は世話係です。皆さんの生活を支える役割なのに、体調一つ気遣ってあげられなかったんですよ・・・?世話係失格ですね・・・。ごめんなさい。」私はもう一度、頭を下げて謝った。「ヌナ、謝らないでよ・・・!」「そうですよ!」皆さんは口々に励ましてくれた。「・・・ありがとうございます。」私はそれだけ伝えると、キッチンへ逃げるようにして入った。はぁ・・・これじゃぁクビにされちゃうよ・・・。皆さんの生活を支えるためにここにいるのに・・・。私が棚にもたれて、ため息をついていると「入ってもいい?」というジュンホさんの声がした。「いいですよ。」私が返事をすると、ジュンホさんはいつになく真剣な顔で入ってきた。「そんなに落ち込まなくてもいいんじゃない?」「でも、私は・・・」「大丈夫だよ。人っていうのはね、言い出せない時があるの。ミンウヒョンは今回がそれだっただけ。言い出せなかっただけだよ。本来のミンウヒョンなら、絶対に誰かに言ってるよ。僕たちじゃなくても、きっと誰かに言ってるよ。」「・・・私が気づいてあげられなかったから、ミンウさんの具合がこんなに・・・。」「あんまり追い込まないで。仕事なんてないって思っちゃえばいんだよ。「それ、仕事が山ほど入ってくるジュンホさんが言うとなんか説得力なくなりますね。」「確かに・・・!僕は仕事ある・・・!」「ふふっ。」気づけば笑ってた。「あ、笑った。ハウンには、笑顔の方が似合ってるよ。」ジュンホさんは最後にそう言ってキッチンを出て行った。「よし・・・!頑張るぞ・・・!」私がキッチンで決心を固めていると、「ただいま戻りましたー。」というセフンさんの声が聞こえた。私は急いで、玄関へ行った。「ミンウさんは大丈夫ですか?」「うん、大丈夫・・・とは言えないけど、疲労と寝不足からくる風邪だって。」「まずは、部屋に連れて行きましょう。そこでパジャマに着替えてください。用意ができたら、水などを持って行きますので。あ、薬ってもらいました?」「うん、もらったよ。」と言ってセフンさんが差し出してきた。「ありがとうございます・・・!」私は急いでキッチンへ戻った。リビングに戻るなり、スニョンさんが「ミンウヒョンは?どうだったの?」と聞いてきた。「風邪だそうです。疲労と寝不足からの。」私がそう言うと、皆さんはホッとしたように見えた。「私は一度、ミンウさんのところに行ってきますので。お腹空いたら、テジュンさんに何か作ってもらってください。」私はそれだけ言って、リビングを出た。
#抹茶ラテさん (983eweob)2024/8/6 08:02削除
Time LIMIT @ Dial party

♫ Nursing

「ハウンです、入りますね。」と言ってノックすると「いいよ。」と言うセフンさんの声が聞こえた。「失礼します・・・。」そう言って部屋に入ると、ミンウさんがベッドに辛そうに横になっていた。「大丈夫ですか?水と薬、ゼリーなどを持ってきましたが・・・。」「いいよ、そこ置いておいて。」セフンさんはミンウさんが心配なのか私に対していつもより少し素っ気ない態度をとっている。「あ、これはおでこに貼ってください。」私はさっき冷蔵庫から出した冷却シートを取り出した。「貼りますよ・・・?少し冷たいかもしれませんが、我慢してください。」私はミンウさんのおでこに冷却シートを貼り付けた。すると、ミンウさんは冷たさにびっくりしたのか、少しだけ顔を歪めた。「私もここにいましょうか・・・?移ってしまいますよ?」念のため、聞いてみた。「そうだね、俺だけじゃ看病できなさそう。てか、やった事ないし。」断ると思ってた。「わかりました。私はここにいます。ですが、度々抜けると思います。」「いいよ。ここのことも色々やらないとだしね。」「ありがとうございます。セフンさんは、何かいるものありますか?」「・・・お腹空いたから、なんか食べたい。」少し恥ずかしそうにそう言った、セフンさん。それの言動が少し可愛いと思ったのは内緒。「わかりました。ゼリーとかでいいですか?」「なんでもいいよー。」私はゆっくり立ち上がって、静かにドアを開けて外へ出た。私は階段を降りると、キッチンへ行き、ゼリーを二つ取ってきた。私の分も一応取ってきたけど、セフンさんが一つで足りなかったら、私の分を食べてもいいように。コンコン、とノックすると「入って。」と言う声が聞こえた。私はドアを静かに開け、静かに閉めてゆっくり床に座った。「どうぞ、2つあるので足りなかったらこちらも。」「ありがとう。」セフンさんは静かにそう言って、ゼリーのキャップを開けた。セフンさんはゼリーを口に運び、少しだけ食べるとすぐにキャップを閉めてしまった。「・・・大丈夫ですか?」「大丈夫って言ったら嘘になるよ。・・・なんか悔しいんだよね。ミンウと練習生の時からずっと一緒にいたのに、おかしいって気づいてたのに・・・。声をかけられなかった。気遣ってあげることができなかった・・・。親友失格だよ。」「そんなことありません。」「いや、そうだよ。」セフンさんは諦めたようにそう言った。「私が口を出せる立場ではないのは、わかっています。ただ、それでミンウさんは喜ぶのでしょうか。セフンさんが、そのままだと・・・ミンウさん、悲しむと思います。私が知っている限り、ミンウさんは些細なことで物事を諦める人ではありません。どうですか?」「・・・っ。」セフンさんはどこか傷ついたような顔をした。「ごめんなさい、言い過ぎました。出ますね。」私は部屋を出ようとした。するとセフンさんは「・・・待って、行かないで。」と私を呼び止めた。「わかりました。」私はまた、床に座った。少しの沈黙の後、セフンさんが口を開いた。「俺とミンウね、一回だけ喧嘩したことがあるんだ・・・。」「そうなんですか?」「うん、原因は小さなことだよ。デビューして間もない時にね、少しだけインタビューみたいなのがあったんだ。」そう言って話し始めたところは私の知らないLIMITだった。「それで、順番を決める時に3番目と4番目が空いてたの。それでどっちが先にやるかって言うのが原因のしょうもない喧嘩だよ。ただ、ミンウってすごーく人見知りでしょ?だから、俺が先に行くよって言ったら、ミンウが『僕がやるよ』って言ってね。メンバーも驚いてたよ。それで、俺は気遣って言ったはずだったのに、逆にミンウを怒らせちゃったみたいで。『僕も人見知りを克服したいの・・・!』って。ミンウの決意と俺の・・・自分で言うと変だけど、気遣い。それで意見がぶつかちゃったんだよね。」この喧嘩はどちらが悪いと言うのを決めることができない。ミンウさんは迷惑をかけたくないって言う気持ちだったと思う。セフンさんはミンウさんのことをよく知っているからこそ、そう言ったんだよね。「そのあとは、あんまり覚えてないけど・・・。」少し照れたように頭を掻くセフンさんは、年相応の青年に見えた。「そんなことが・・・。」「そう、あったんだよ。ミンウは覚えてるかな・・・?」そう言って、セフンさんはミンウさんの方を見た。ミンウさんは少し落ち着いたのか、規則正しい呼吸音が聞こえる。「でも、それっていいことですよね。」「喧嘩したんだよ?」「喧嘩の全てが悪いわけではないと思うんです。その喧嘩で仲が良くなることだってあるかもしれません。セフンさんとミンウさんの喧嘩は、互いを想いあっているからこそ、喧嘩してしまったんではないでしょうか。セフンさんが1人で追い込む必要はありません。私もついさっき、同じような状態でしたので人のことはあんまり言えないですけど。」「そうなの・・・?どういうこと?聞かせて。」セフンさんにせがまれて、今度は私が喋る番となった。「私は、ミンウさんの変化に気づくことができませんでした・・・。」

***

「そんなことが・・・?」「はい、恥ずかしいですが・・・。」「それで、ジュンホに聞いてもらったの?」「はい・・・というか、ジュンホさんが話しかけてくれたんです。」「あいつ、ふわふわしてるけど・・・やる時はしっかりやるからなぁ。」少し上を見上げて、なんだか愛おしむように目を細めるセフンさんは素敵だ。メンバーのことが大切なんだろうなぁ。「LIMITって素敵ですね。」気づけばそう口にしていた。「なっ、何?いきなり。」セフンさんはびっくりしている。「メンバーのことをこんなに想いあっているLIMITは素敵だな、と思って。」「そ、そう・・・。」チラリと見えたセフンさんの耳は、赤くなっているように見えた。まさか、セフンさんも熱?私はセフンさんに近寄って、セフンさんのおでこに手を当てた。「セフンさん、顔が赤いですよ?体調悪いですか?」「大丈夫・・・!」セフンさんはそう言うと、パッと私の手からおでこを遠ざけた。すると、ベッドから「ん〜。」と言う声が聞こえた。「ミンウ・・・?」セフンさんは恐る恐ると言ったようにミンウさんに近づいた。「セフン・・・。」「よかったぁ・・・心配かけるなよっ!」「ごめん・・・。」セフンさんは泣きそうになっている。ここからは2人の時間にしてあげよう。私は2人に気づかれないように、部屋を出た。
#抹茶ラテさん (983eweob)2024/8/6 08:03削除
Time LIMIT @ Dial party


♫ bond

私がキッチンに戻ると、テジュンさんが準備を進めてくれていた。「あ、帰ってきた。ミンウヒョン大丈夫?」「はい。今は起きて、セフンさんと喋っています。」「えー?セフンヒョン、ミンウヒョンと話してるの?ずるーい!俺も行くっ!」そう言って、テジュンさんはキッチンを飛び出し、リビングで「ミンウヒョン起きたって!」と叫んだ。すると、リビングが一気に騒がしくなった。「ヒョン、起きたんだ・・・!」「早く行こう!」皆さんはぞろぞろとリビングを出て行った。階段を上がる音がする。その音と反対にすごく静かなリビング。「テジュンさん、準備結構進めてくれてる・・・!よし!ここからは頑張るぞー!」私は1人キッチンで張り切って理を作っていた。すると、誰かが階段を降りてくる音がした。気になって、廊下に出てみるとソジュンさんだった。「どうかしましたか?」「あ、ハウンか。いや、仕事関係で呼び出し。少し帰り遅くなるから。」「わかりました。行ってらっしゃい。」「行ってきます。」ソジュンさんはそう言って、ドアから出ていった。仕事か・・・それはしょうがない。すると、キッチンからピーピーという音がした。「やばっ!お湯沸かしっぱなしだった・・・!」私は急足でキッチンへ戻り、コンロの火を消した。「ふぅ、危ない、危ない・・・。」危うく怒られるところだった・・・・。あとはこれをオーブンで焼くだけ・・・!テジュンさんが準備を進めてくれていたから、今日は随分とスムーズに料理することができた。すると、私のお腹がなった。「そう言えば、昼から何にも食べてないんだった・・・。」私は冷凍庫から、スーパーで買ってきた自分用の牛乳アイスを取り出した。「早速食べよー。」私は蓋を開け、冷たいアイスを口に運んだ。「冷たーい!甘ーい!」そう言いながらアイスを頬張っていると、あっという間になくなってしまった。「あーあ、もう終わっちゃった・・・。また買ってこよ。」ふと、窓を見ると昼と夜の境目が見えた。その境目は夜の色の方が濃い。もう夜か。気づけば、オーブンで焼いていたものも出来上がってて、ご飯の準備で全て出来ていた。「皆さん、呼んでこよう。」私は階段を登り、ミンウさんの部屋へと急いだ。一応、焼き物はオーブンで保温して。ミンウさんの部屋のドアをノックすると、「入っていいよ。」というミンウさんの声が聞こえた。「失礼します。」そう言ってドアを開けると、ミンウさんは少し元気になったのか、起き上がっていた。そして、目線を下にずらした。すると、ミンウさん以外のメンバーは寝てしまっていた。私は、寝ている皆さんを踏まないようにしてミンウさんに近づいた。「体調の方は大丈夫ですか?無理してませんか?」「うん、大丈夫。」「よかったです。すみません、うるさかったですよね。私が、ミンウさんが起きたって言ってしまったから・・・。」「いいよ、気にしないで。むしろ、楽しかったよ。1人だとつまらないからね。」「・・・そうですね。あ、一度熱を測りましょう。」私は手元の机にあった体温計と取って手渡した。ミンウさんは体温計を受け取って、熱を測った。ピピピ、と音がしてミンウさんが体温計を抜くと、それをそのまま私に見せてきた。「37.7℃。まだ少し高いですね。あ、何か食べますか?」「うん、そこにあるゼリー取って。」「はい。」ミンウさんは私からゼリーを受け取ると、キャップを静かに開けて、ゆっくりと食べ始めた。「・・・セフンから聞いたよ。僕のこと心配してたって。」「やっぱり、話されていましたか・・・。」あの話、できれば話して欲しくなかったんだけど・・・。まぁ、いいや。「・・・ありがとう。」ミンウさんは小さな声で何か言った。だけど聞き取れなかった。「どうかしましたか?」「ううん、何にもない。」そう言って、ミンウさんはまたゼリーを食べ始めた。私はポケットからスマホを出して、理由もなくいじる。すると、ピコンと通知が入ってきた。友達のユジンからだった。「なんかこっちめっちゃ雨降ってるー。そっちは?」ユジンは別の宿舎で世話係をしている世話係つながりの友達。ちなみにユジンは「AIRPort」っていう5人組のガールズグループの宿舎で世話係をやっている。あっちは女子だから、話しやすいだろうな・・・。いや、LIMITが話しづらいってわけじゃなくて・・・!私は、心底ユジンを羨ましがりながら返信をした。「全然降ってない。ただ、めっちゃ外暗い。もう夜だから、当たり前なんだけど。」と送った。すぐに既読がついて、他にも近況報告とか送ろうと思ったが、ミンウさんが可哀想になってきたからやめておこ。ミンウさんは熱のせいで顔が赤い。そして、起き上がっているのも辛そうに見える。「もし、辛いなら寝ていて構いません。」「ごめんね、せっかく来てくれたのに。頭痛くなってきた・・・。」「待っていてください。セフンさんが病院で貰ってきた頭痛薬持ってきますね。」「うん・・・ありがとう。」私は足元の皆さんを踏まないようにして歩き、急いで階段を下り、机に置いてあった頭痛薬を取った。一回3錠・・・随分多い気がするけど。そんなことより・・・!私は階段を登り、部屋に着くとノックをして入った。「ミンウさん、頭痛薬持ってきました。どうぞ。」そう言うと、ミンウさんは私に「水とって。」と言った。私はペットボトルの水を取って、ミンウさんに渡した。ミンウさんは薬を飲んで、サイドテーブルに置いた。けど、バランスが悪かったのか、サイドテーブルから落ちた。そして、サイドテーブルの少し横では、スニョンさんが寝ていた。水は運悪く、スニョンさんの頭にかかった。「冷たっ!」スニョンさんはそう言って飛び起きた。「大丈夫ですか?」「大丈夫!冷たいけど!」スニョンさんは気にした様子もなく、笑い飛ばした。私はその姿に思わず笑ってしまった。私が笑うと、ミンウさんも釣られて笑った。「ちょっとー何かおかしいのー?」スニョンさんは不服そうに頬を膨らませた。その姿をファンが見たら、どうなることか・・・。すると、スニョンさんの声で目覚めたのか、他の皆さんもだんだんと起きてきた。「あれ?今、何時?」と、ヒョンウさんが聞いてきた。私は「6時です。」と答えた。「もうそんな時間・・・?」「僕たち、随分寝ていたようですね。」とジュニョンさんが言った。私は「もうご飯できてます。ミンウさんも食べたいですか?」「うん・・・。でも、下に行ったらみんなに移しちゃうよ。」ミンウさんは少し残念そうに言った。「大丈夫ですよ。絶対、移らないようにするので。」ソンホさんが自信ありげに口角をあげた。確かにソンホさんなら、徹底して移らなそう・・・!「起き上がれますか?」私がそう言うと、ミンウさんはゆっくりとベッドから出た。だけど、少しだけフラフラしている。「ゆっくりで大丈夫です。」だけど、うまくバランスを取れず、ベッドに座り込んでしまう。「ヒョン、大丈夫ですか?肩、貸しますよ?」ソンホさんはミンウさんに肩を貸して、部屋を出て行った。私はサイドテーブルに置いてあった、水などを持って1階へ降りた。
#抹茶ラテさん (98686whh)2024/8/8 07:06削除
Time LIMIT @ Dial party


♫ dinner

皆さんが下に降りてきた。ミンウさんは、食卓の方に座ってるんじゃなくて、ソファーで横になってるけど。気づけば時間は、6時半になっていた。私は皆さんの分のご飯をお皿に盛り、食卓に運んだ。「いただきます。」の声が重なり、和やかな食事が始まった。私は一度キッチンへ戻り、皿を洗おうと思ったけど、食卓の方が気になって、キッチンの外へ出た。食卓で流れる和やかな時間をミンウさんは、遠くから幸せそうに眺めていた。だけど、ミンウさんはどこか寂しそうだった。きっと、皆さんと楽しく、いつものように、喋りながら食べたかったんだろうな・・・。そんなミンウさんの視線に気付いたのか、スンミンさんが振り返って、ミンウさんのいる方を見た。「ヒョンもこっち来てください・・・!」すると、ミンウさんは少し驚いたような顔をしてから「いいよ・・・移っちゃうよ・・・!」ミンウさんは遠慮して、そう言った。「来てください!」「一緒に食べましょうよー!」マンネライン(ジュニョンさん・スンミンさん・スンウさん)にせがまれ、ミンウさんは驚きながらも食卓に行き、いつもの位置に座った。なんだろう、やっぱりこっちの方がしっくりくる。いつもこの光景を見ているからかな。「ミンウさん、食べますか?」私は聞いた。「うん、食べる・・・!」やっぱり、そう言うと思った。私はキッチンへ戻り、ミンウさんの分をお皿に盛った。「無理はしないでください。食べられなかったら、返してくれれば結構ですので。」私は皆さんの間で流れる、とても楽しそうな雰囲気を背に、皿洗いをした。
#抹茶ラテさん (988gv2cs)2024/8/9 20:43削除
Time LIMIT @ Dial party


♫ Dial party

自分の部屋のベッドメイキングが終わって下に降りると、ソジュンさんが帰ってきていた。「お帰りなさい、ソジュンさん。ご飯用意しますね。」と言うと「いや、ちょっと待って。メンバーに言わないといけないことがあるから。」そう言って、リビングに行った。言うことってなんだろ・・・?ま、私が口に出すことじゃない。そう思い、キッチンでコーヒーを淹れる。すると、リビングからソジュンさんの声が聞こえてきた。「さっき、事務所で相談されたんだけどね、今年の『Dial party』は、どうするかって話だったんだけどね・・・」今年も来ました。LIMITの恒例行事。「Dial party」。LIMITの公式ファン名は「Dial」っていうの(文字盤っていう意味らしい)。そのDial partyは毎年1回、Dialの日(6月13日)にやるの。この企画は毎回ネットで配信されて、話題になってる。「ただ、ミンウの体調次第なんだけど・・・。」と少し言いづらそうにソジュンさんが言った。LIMITはDialことをとても大切に思っている。だからこそ真剣にやりたいんだと思う。「わかった。治す・・・!絶対にパーティーの日までに回復する・・・!」ミンウさんはいつもより大きな声でそう言った。珍しい・・・ミンウさん、基本は静かで大きな声を出すことなんて、ほぼほぼなかったのに・・・!「わかった。」ソジュンさんの声はさっきの真剣な声とは違い、どこか柔らかかった。私はミンウさんの分のご飯を食卓に置いた。そして、ミンウさんに「ご飯です!」と言った。するとミンウさんは「ありがとう。」と笑顔で言った。
#抹茶ラテさん (988gv2cs)2024/8/9 20:43削除
Time LIMIT @ Dial party


♫ Movie time
 
時刻は夜10時55分。皆さんはリビングで映画を見ています。私はその映画を見たことがないからよくわからないけど、スパイ映画らしい。私も後で見よ。そんなことを思いながら、スマホでユジンとトークする。すると、こんなことが送られてきた。「いーなー!だって、そっちはイケメンが13人もいるんだからさ!」私はびっくりした。だって、この前会ったとき「可愛い子ばっかりだから、色々参考にさせてもらってるんだー!」って自慢げに言ってたから。私はとりあえず、「でも、大変だよ?騒がしいよ?」と送った。すると、すぐに「いいじゃんいいじゃん!そこがLIMITのいいところじゃん!」と送られてきた。「そうだけどさー・・・」すると、リビングから「何するんですかー!」というスニョンさんの声が聞こえてきた。私がキッチンから顔を出すと、それに気づいて「聞いてよー、ヒョンが水ぶっかけてきたんだけどー!」・・・はい?「ひとつ聞いていいですか?」「何?」スニョンさんが首を傾げる。「映画見てるんですよね?」「そうだよ?」「なぜ、水をぶっかけられるような事態に・・・?」「それはヒョンに聞いてよ〜!」スニョンさんは不服そうにした。そして、視線をセフンさんの方に向けた。「だってさぁ、『くっつかないでー!暑いー!』って言ってから、水かけてあげたのー。」なんて罪な人なんだ・・・。「悪魔のような天使だ・・・。」思わず言ってしまった。「いつでも天使だよ・・・!」セフンさんが負けじと反論する。「ほら、見てくださいよ。皆さん静かですし、ミンウさんなんて寝てますかね!邪魔しないであげてくださいよ。」「「はーい。」」2人揃って返事した。私はふと、ミンウさんが寝てるソファーの方を見た。うるさいから上に連れて行ってあげようかな・・・。でもなぁ、起こしたら可哀想だからなぁ。起きてからでいっか。私はまたキッチンへ戻り、ユジンとのトークを始めた。すると、またすぐに「ぎゃー!」という声が聞こえてきた。今度は何・・・。渋々キッチンから顔を出すと、ジュニョンさんがジェユンさんにくっついて、悲鳴をあげていた。「スパイといいながらホラーじゃないですかー!」そう言って抱きつくジュニョンさんをジェユンさんは可愛がるように見ていた。さすが、ジュニョン強化ペン・・・。「僕ホラー苦手なんですよ・・・!」「そうだったの?最初に言ってくれればよかったのにー。」テジュンさんが言うと「だって、多数決で決めたら言い出しにくいじゃないですか!」「だってぇ。」ジェユンさんが少し拗ねた顔をした。「もう・・・次はなしですよ!」そう言って頬を膨らませたジュニョンさんを見て「・・・귀엽다!」と小さな声でジェユンさんがそう言ったのを、私は聞き逃さなかった。
#抹茶ラテさん (988gv2cs)2024/8/9 20:44削除
Time LIMIT @ Dial party

♫ sleep mode

約2時間の映画が終わる頃には、もう次の日が迫っていた。私は部屋で、1人ラジオを聴いていた。有名なKーPOPアイドルを招いて、メンバーの様子などをパーソナリティの人と語る「Life off MUSIC」という番組。今回は「AIRPort」の5人が招かれている。そのうちの1人、リーダーのアユンちゃんが「最近ですね、LIMITの最新曲を聞いたんですよ・・・!そうしたら感動してしまって。私たちアイドルの心境も少し表れていて・・・深い曲だなって思いました。」なんだろう、自分のことではないのに少し嬉しい。「そういえば、レイもLIMIT聴いてたよね?」アユンちゃんはレイちゃんに話を振った。レイちゃんはAIRPortの中で唯一の日本人メンバー。「はい・・・!『with』とかよく聴きます!」レイちゃんが言った、「with」という曲はLIMITの日本語曲。バラードでヒョンウさんの高音が綺麗っていうコメントを何件も見たことある。私もよく聞く。ジュンホさんの「あの春のように」のところが好きなんだよね〜!「レイは先輩の曲、よく聴いてるよねー。」そう言ったのはイソちゃん。低音ラップがカッコいいんだ。「だって、先輩方の曲は全部すごいんだもん!参考にして私たちも、いい曲を世に轟かせないと!」レイちゃんがそういうと、ソアちゃんが「頑張ろ!파이팅!」と言った。ソアちゃんは透き通るような歌声が人気のメンバー。すると、ジアンちゃんがソアちゃんの音頭に乗っかって、「파이팅〜!」と言った。ジアンちゃんはAIRPortの末っ子。甘えたなところがとっても可愛い。その後もいろいろな話をしてラジオは終わった。「今回も面白かったなぁ。」やっぱりこのラジオは面白い。次回は誰だろうと思い、耳を澄ます。「次回はLIMITの皆さんにお話しいただきます!お楽しみに〜!以上『Life off MUSIC』でした〜!잘자요〜!」・・・LIMIT?深夜ラジオに?あの人たちがっ!?全員行くの?私の中で唐突に疑問と楽しみが膨らんだ。本当に出るのか聞いてみようと思い、部屋から出てリビングに向かった。リビングに入ると、皆さんはとっても静かだった。ゆっくり近づいて顔を見ると、皆さんはすやすやと寝ていた。「ごめんなさい・・・みんな寝てしまって・・・。」振り返るとスンミンさんがいた。寝てなかったんだ。「いいえ、大丈夫です。というか・・・この人たちどうするんですか?」「もうこのままでいいかな〜って思ってます。運ぶのも面倒だし。」「ふふっ、ですね。そういえば、深夜ラジオに出るんですか?」「あれ?知ってたんですか?はい、そうです。どうしてわかったんですか?」「私、あのラジオよく聞くので。今回の聞いてたら、次回予告で皆さんの名前が出てきたので・・・。」「あぁ。そういうことですか〜。ラジオで、ちょっとだけ宿舎の話してもいいですか?」・・・どうだろう。「・・・あんまり私の話は出さないでください。」「なんでですか?」「だって、私がいるって知ったらDialの皆さんが・・・。」すると、スンミンさんは驚いた顔をした。目も泳いでいる。「・・・優しいですね。そこまで配慮してくれるなんて。」・・・ジュニョンさんにも言われたなぁ。「・・・別に普通ですよ。」私は至って普通。むしろ、LIMITの皆さんの方が優しいと思う。「なんで納得しないんですか・・・?」スンミンさんは小さな声でそう言った。「まぁ、いいですけど。」スンミンさんは、どこか遠くを見つめてそう言った。その横顔はなぜか、寂しそうに見えた・・・のは気のせいかな?
#抹茶ラテさん (988gv2cs)2024/8/9 20:45削除
Time LIMIT @ Dial party


♫ STAR LIGHT

「コーヒー淹れますね。」私は立ち上がり、キッチンへ行く。すると「甘いのがいいです。」とスンミンんさんが言ってきた。「わかりました。甘いのですね。」私はスンミンさんのコーヒーカップに、沸いたばかりのお湯で淹れたコーヒーを注ぎ、砂糖を多めに入れる。そこにミルクを入れれば、カフェオレの完成だ。・・・私も甘いのにしよ。スンミンさんのコーヒーの甘い匂いに釣られて、私も飲みたくなってきちゃった。2人分のコーヒーを食卓に運ぶと、スンミンさんがいなかった。スンミンさんはテレビの前にいた。スンミンさんはそばにあったブランケットをメンバーの皆さんにかけてあげている。少しだけ離れたソファーにいるミンウさんにもかけてあげていた。ほら、スンミンさんの方がよっぽど優しい。「コーヒーできましたよ。」私はゆっくりカップを置いた。すると、スンミンさんは「ありがとうございます。」と言って、食卓に置いてあるカップを手にした。「・・・美味しいですね。」スンミンさんは小さな声で言った。「ですね。」私がそういうと、部屋の中に静寂が流れた。だが、その静寂はどこか心地の良いものだった。「・・・ヌナ?」スンミンさんが私を呼んだ。「・・・やっぱり、なんでもありません。」窓のカーテンが揺れた。そこから少し曇った星空が見えた。「・・・そうですか。」少し残念な気持ちになった。頼ってもらえないんだって・・・。「何かあったら、いつでも言ってください。なんでもいいです、小さなことでも。」少しでも頼ってほしい。もちろん、メンバーの皆さんよりかは信用できないとは思っている。だけど、それでも。「頼ってほしいので。」私はスンミンさんを見据えて言った。窓から強い風が吹いてきた。その風で髪が煽られ、目の前を隠してしまう。私は髪を抑え、スンミンさんを見つめた。「・・・ヌナが主張するのって珍しいなぁ。わかりました・・・!」そうかな・・・?常に自分の意見を言っているつもりだったんだけど・・・。
#抹茶ラテさん (988gv2cs)2024/8/9 20:46削除
Time LIMIT @ Dial party

♫ Alarm

アラーム音がうるさく鳴り響く。「今・・・何時?」眠くて仕方がない目を頑張って開けて時計を見ると、針は7時を指していた。「嘘っ!」眠気が吹っ飛んだ。「早く準備しないと・・・!」急いでいつもの服に着替え、階段を駆け降りる。キッチンへ直通の扉を開けると、いつも通りテジュンさんがいた。「あ、おはようございますー!寝坊なんて珍しいね。どうしたの?」テジュンさんが笑顔で聞いてくる。めっちゃ答えづらい・・・。「い、いえ。特に何もありません。目覚まし時計のアラームの時間をかけ違えただけです。」「本当に〜?そういえば、スンミンもまだ降りて来てないんだよね。」あ、そうなんだ。昨日一緒に夜更かししたからな・・・。「起こしてくるね〜!」テジュンさんはキッチンから出て行った。すると、入れ替わりでスンウさんが入ってきた。「おはようございます〜。ヌナ、朝ごはん食べないんですか?用意してありますよ?」・・・やば。朝ごはんの準備全部テジュンさんにやってもらっちゃったんだけど。お礼も言ってない!あとで言おう。「ヌナ?どこかおかしいとこあるんですか?もしかして、ミンウヒョンの風邪移っちゃいましたか?」「大丈夫です。常に元気です。それより、ミンウさんは・・・?」部屋にいるのかな?姿が見当たらない。「ヒョンなら上にいますよ。まだ寝てます。」起こさないでおこうかな・・・でも朝ごはん食べてほしいしなぁ。「ちょっと行ってきますね。朝ごはんは適当に置いておいてください。」私はまた上の階へと戻って行った。

***

「ミンウさん、入りますねー。」寝ているかな・・・?返事がしない。ゆっくりドアを開けて中に入ると、セフンさんがいた。「あ、おはようございます。」「おはよう。」「どうしてここに・・・?」セフンさん・・・看病してくれていたのかな?「昨日の夜ね、みんなで映画見てリビングで雑魚寝してたでしょ?その後に、みんな起きて、ちゃんと部屋に行ったんだよ。その時に、ミンウがなんか心細かったみたいで俺を呼び止めたの。それで今に至るってわけ。」・・・だいぶ飛ばしたな。「そうですか、ありがとうございます。ここからは私が代わります。朝ごはん食べてきてください。」と言いつつ、私も食べてないけど。「そう?じゃあ、よろしくね。」セフンさんは部屋を出ていった。ミンウさんのベッドの横に座り、何をするもなくぼーっとする。ただ天井を見つめるだけの時間。今日は何もすることがないな・・・。1日暇だ。あ、テジュンさんとメンバーの分のおやつ作るんだった。何作ろうかな・・・。スマホで検索すると、真っ先に出てきたのはクロッフルだった。・・・クロッフル作ろ。これならミンウさんも食べられると思うし・・・!いろいろレシピを探って、より美味しそうなのを探していると、ドアをノックする音が聞こえた。「はーい。」返事をすると入ってきたのは、セフンさんだった。「ご飯食べてないでしょ?持ってきたから食べな。」「・・・ありがとうございます。セフンさんはもう食べたんですか?」食べたにしては早いけど・・・・。「んー?まだ。ここで食べる。」あ、そうなんだ。私は、セフンさんが持ってきた朝ごはんのお盆を引き寄せて、「いただきます。」と言って、キムチを口に運ぶ。うん、いつもと変わらない。ふと隣を見ると、セフンさんは朝ごはんを食べずに、スマホで何かを見ていた。「食べないんですか?」私がそう言うと、セフンさんは「今はいいや。」と言って、朝ごはんを少し遠ざけた。少しの間の沈黙が流れる。その沈黙はどこか息苦しいような感覚だった。すると、後ろから乱れた呼吸が聞こえた。「ミンウさん・・・?」ミンウさんは、額に汗をかいてうなされていた。「大丈夫ですかっ!?」「ミンウ・・・?」ミンウさんはしばらくうなされて、目を覚ました。息が整っていない。「体調の方は大丈夫ですか?」「・・・今は特に何もないよ。大丈夫。」本当かな・・・めっちゃうなされてたし。「うなされていましたが・・・悪夢でも?」ちゃんと眠れたのかな・・・?「ううん、そういうことじゃないから。朝ごはんある?」「はい、あります。少し待っててください。取りに行ってきますね。熱、測っておいてください。」それだけ言い残して、私は階段を降り、ミンウさんの朝ごはんを取りに行った。「どうしたのー?」ヒョンウさんが声をかけてきた。「ミンウさんの朝ごはんを取りに来ただけです。」「そーなの?ミンウヒョン、どんな感じ?」「ほぼ正常です。先ほどはうなされてましたが・・・。」「ヒョンが・・・!?」めっちゃびっくりしてる。「心配だから見てくるー!」ヒョンウさんは走って行ってしまった。あらら・・・また騒がしくなりそうだ。
#抹茶ラテさん (988gv2cs)2024/8/9 20:47削除
Time LIMIT @ Dial party


♫ 괜찮아 〈byミンウ〉

暑い。冷たい。怖い。ひとりにしないで。いろんな感情が混ざってしまう。そのせいか、今朝は悪夢を見た気がする。内容は覚えてないけど、ただ暗かった。ハウンに「うなされていましたが・・・悪夢でも?」と聞かれた時は、びっくりした。図星だったから・・・というかハウンは、人の言動を見て考察することが得意なのかな・・・。些細なことにも気づいてくれる。熱を測って見ると、36.8℃だった。もう普通だ。すると、ドタドタをいう音がして扉が開いた。「ヒョン・・・!大丈夫!?」入ってきたのはヒョンウだった。「どうしたの?大丈夫だけど?」「大丈夫じゃないでしょっ。うなされてたんでしょ!」・・・え?うなされてた?「それ、本当・・・?」心当たりがない。「そうだよ、思いっきりうなされてた。大丈夫?」セフンが言った。「本当なんだ・・・でも、大丈夫だから。」もう・・・みんな心配性だなぁ。「ヒョン、下行く?」メンバーも心配してるだろうし・・・顔だけでも見せるか。「うん、行く。」「ミンウ、歩ける?」昨日は全然立てなかったけど・・・。試しにベッドから降りて立ってみる。あ、立てた。「よかった・・・無理しないでね?」セフンったら・・・心配しすぎ!「大丈夫!もう回復したと思うから!」僕は階段を降りて、リビングに行った。ハウン以外はリビングにいた。ハウンはキッチンか・・・。キッチン好きだねぇ。「あ、ヒョン!もう大丈夫なの?」ジュニョンが駆け寄ってきてくれた。「大丈夫だよ。もう回復した!」「油断しないでくださいね。治りかけが一番ぶり返しやすいんですから。」さすがだな・・・ソンホ。「ありがとう。気をつけるね〜。」すると、少しだけソンホの顔が綻んだ気がした。僕、もう治ったよ。
#抹茶ラテさん (988gv2cs)2024/8/9 20:47削除
Time LIMIT @ Dial party


♫ Ordinary

ミンウさんが治った4日後に開催された「Dial party」は同時接続者数3000万人を突破した。それはLIMITの人気をさらに沸かせた。そして、今この宿舎では、Dial partyの打ち上げをしている。「3000万人おめでとーっ!」ソジュンさんが大きな声で音頭をとると、「おめでとうー!」というメンバーの声も聞こえた。なんかこっちの方がしっくりくる。LIMITはこれじゃなくちゃ。いつも通りの日常が帰ってきて安心していると、パリンという音がした。「ぎゃー!グラス割れたー!」スニョンさんが大騒ぎしてる・・・。やっぱり、静かな方がいいか。「ハウンー!助けてー!」「はいはい・・・。」その賑やかな輪の中には、13人のメンバー1人1人の声が響きあっていた。


END
#抹茶ラテさん (98959r5f)2024/8/10 08:06削除
少し画質が悪いですが、LIMITの基本ロゴです!
グループカラーはスカイブルーとひまわり色です!
スカイブルーには「どこまでも羽ばたいていけるように」とう意味を込めて、ひまわり色には「常に明るくしてほしい」という意味を込めました!
LIMIT!
#抹茶ラテさん (9895e5et)2024/8/10 08:09削除
こちら、Dialのロゴです!
LIMITと逆にしました!
Dial!
ゆずの葉っぱさん (9897f0c5)2024/8/10 09:10削除
すごぉ…!!!
色々あったけど最後は大団円でよかった…!!
ロゴもシンプルだからこそのかっこよさがあって好き!
抹茶ラテ、お疲れ様でした!
匿名さん (989chq4p)2024/8/10 11:46削除
ロゴカッコいい‼︎完結、凄いですねっ!
私も抹茶ラテさんみたいに頑張ります‼︎
#抹茶ラテさん (989epy60)2024/8/10 12:32削除
ありがとうございます!
次回の二部も頑張ります!
返信
返信23
匿名さん (9892loo1)2024/8/10 06:51 (No.6217)削除
「Time LIMIT @ Dial party」完結記念!
短編書きますー!
今回は「もしLIMITの皆さんが惚れ薬を飲んだら」です!
もしよかったら、見てってください!
(恋愛対象としてハウン出します!)
ーーーーー
【ソジュン】
綺麗な瓶に入ったピンクの液体を見つけた。
いちごシロップかな・・・とか思いながら牛乳に注いで、飲んでしまう。
そこにハウンが来た。
ソジュンは、ハウンにいきなり「可愛いなぁ」と伝えた。
するとハウンは驚きと照れで、顔が真っ赤になる。
そんなハウンを見て、楽しむソジュン。


【セフン】
キッチンにやってきて冷蔵庫を覗く。
そこで目に入ったのは小さなピンクの液体。
なんだろう・・・と思いながらも興味本位で飲んでみる。
「帰りましたー」ハウンが買い物から帰って来た。
帰ってなり速攻でキッチンに来たハウンを見て、赤面。
「どうしました?」ハウンが声をかける。
「べ、別に・・・。」顔を逸らす。
「そうですか。」ハウンが顔を背ける。
ハウンが去った後、「素直になれ・・・」と呟くセフン。


【ミンウ】
今日はオフのだからと、手料理をしようとするミンウ。
調味料の棚を漁っていると、何やら甘そうなシロップが。
パンケーキにかけてそのまま食べてしまう。
「美味しいー!」と言いながら食べ進めてしまう。
その声が聞こえたのか、ハウンが自室から出てきた。
「わぁー!美味しそうですね!」ハウンが笑顔になった。
するとミンウは近づき、耳元で「好きだよ」と伝える。
「えっ・・・!?」戸惑うハウン。
それを見てもう一度「好きだよ。」と伝えるミンウ。


【ジェユン】
よく夜中にゲームをするジェユン。
糖分がいるからと甘いものを探す。
そして、ピンクの液体を見つける。
「これでいいか」適当に選んで自室に持っていく。
ゲームをしているときに一口飲んだ。
ゲームのヘッドセットの奥で聞こえるノック音に反応。
「何ー?」と言いながらドアを開ける。
「もう3時です。寝てください」ハウンが顔を近づける。
「っ・・・わかった」いつもより素直なジェユン。
ハウンは自室に戻っていく。
ドアを閉め、「近づきすぎだろ・・・」と唸るジェユン。


【スンウ】
昼食は早めに食べるスンウ。
他のメンバーはまだ、各々のことをしている。
1人で食卓にいる。
特にやることもなくぼーっとしていると、小さな瓶が。
よくわからないから、少しだけ出して舐めてみる。
「甘い・・・!」と言って、紅茶の中に入れる。
「お待たせしました」ハウンが昼食を持ってくる。
そのままキッチンへ戻るハウンの手を掴む。
ハウンはびっくりして振り返る。
「何か?」ハウンは首を傾げる。
そんなハウンを見て、頬を赤らめて少し下を向く。
「何もないですっ」と下を向いたままで言うスンウ。


【ソンホ】
散歩のついでに昼食を食べて来たから家では食べてない。
だから少し早めにお腹が空く。
コーヒーでも淹れるか、と思ってコーヒーを淹れる。
アイスコーヒーだからガムシロップを入れる。
でも、このガムシロップ、色がピンク。
不自然に思いながらも入れてしまう。
するとハウンもメンバーの分のコーヒーを淹れに来た。
目が合うとスッとそらしてしまうソンホ。
ハウンは気にしてない。
いつもなら見れるのに・・・と不思議がるソンホ。
「ソンホさん?」呼んでいるけど気づかない。
これ以来、ハウンと目が合わせられなくなったソンホ。


【ヒョンウ】
いつもは家で騒がしくしているが、1人になると静か。
今日はヒョンウ以外はオンだから、家にはハウンと2人。
「買い物手伝ってくれませんか?」と誘われる。
ヒョンウは断るはずもなく「いいよ〜」と言う。
アイドルだから一応帽子とマスクをしていく。
ハウンとも少し距離を取って。
ヒョンウがお気に入りの水筒を取った。
水筒の裏には、小さな瓶が置いてあった。
気になったから、揺らしてみると中に液体が入っていた。
匂いを嗅いでみると苺に近い匂いがした。
美味しそうだなと思って飲んでみる。
「準備できましたか?」ハウンが来た。
ハウンに近づいて、手を握る。
「準備できたよっ」真っ赤はハウンを連れて買い物へ。


【スニョン】
「はぁ〜疲れた〜」ゴロゴロしているとノック音が。
「はーい」返事をすると、入ってきたのはハウン。
「お疲れ様です。飲み物です」優しいハウン。
そんなハウンに感謝しながら、飲み物を口にする。
何だろ・・・小さな瓶が。
疲れてるからなんでもいいや、と飲んでみる。
ハウンが部屋から出ていこうとする。
「行かないで・・・」思わず引き止めるスニョン。
「どうしてですか?」聞き返すハウン。
「行かないでっ」スニョンはハウンと一緒がいいらしい。


【ジフン】
今日はハウンの誕生日。
メンバーたちは世話になっているから、と何やら準備中。
僕は個人で何か渡そうかな・・・。
ただ、今は水分が欲しい・・・と思い、水を飲むジフン。
ハウンが帰ってきた音がした。
メンバーたちはそそくさと片付ける。
「エナドリ買ってきましたよ」いつものエナドリを渡すハウン。
その場で開けて飲むジフン。
ハウンは「ふふっ」と笑う。
するとジフンはハウンの顔を見つめて動かなくなった。
はっと我に帰ると部屋に戻っていく。
部屋で「可愛いとか・・・何考えてんだ」と言うジフン。


【テジュン】
ご飯の準備を手伝うテジュン。
「この瓶何ー?」目についた瓶を掲げてハウンに聞く。
「知りません。飲んでみては?」ハウンが意地悪そう。
その言葉をまともに受け、その瓶の中の液体を飲む。
ハウンはまた危なっかしく野菜を切る。
「ダメ、危ないでしょ?」テジュンは後ろから近づいた。
そして、バックハグになりながらハウンの手をリード。
「危ないからいいよ」いつもより優しいテジュン。


【スンミン】
スンミン用の甘いコーヒーを淹れるハウン。
砂糖を入れようとした時、小さな瓶に気づく。
こっちの方が甘そうだから、と入れてしまう。
スンミンにそのコーヒーを持っていく。
スンミンの隣に座るハウン。
スンミンはハウンが他のメンバーを喋ってるのに嫉妬。
椅子を引き寄せて「僕とだけ話してください」と言う。
意味がわかっていないハウン。
そんなハウンを見て、少しため息をつくスンミン。


【ジュンホ】
「待ってー!」今日の妖精は飛ぶのが早い。
やっと追いつくと妖精はピンクの瓶の上に座っていた。
「不思議ー」妖精からのプレゼントだと思うジュンホ。
飲んでしまった。
また妖精を追いかける。
妖精が止まったのはハウンの頭。
「わぁー!妖精さん、ありがとう!」喜ぶジュンホ。
目の前で喜ぶジュンホを見るハウン。
ジュンホはハウンの手を取った。
「一緒にどこか行こう?」
思い切ってデートのお誘いをしてしまうジュンホ。


【ジュニョン】
いつもご飯の時に手伝ってくれるジュニョン。
今日のご飯は冷麺。
お酢と間違えて自分の分にピンクの液体を入れてしまう。
「ジュニョンさん。これも」ハウンからのお願い。
「ヌナ・・・好きです!」唐突な告白。
「な、何言ってるんですか・・・?」照れるハウン。
心の中で可愛いと思いつつも言わないジュニョン。
ーーーーー
雑ですみません・・・!
そろそろ第二部も始まりますのでよろしくお願いします!
#抹茶ラテさん (9892loo1)2024/8/10 06:52削除
やば、匿名さんになってた・・・!
ゆずの葉っぱさん (9897f0c5)2024/8/10 09:06削除
きゃああああっっっ!!
みんな甘すぎん?!
やばい心臓がもたない…w
チワワさん (9897kej2)2024/8/10 09:10削除
最高です。甘い。(笑)
ゆずの葉っぱさん (9897f0c5)2024/8/10 09:12削除
私としてはセフンとジェユン好きかも…!!!
匿名さん (989chq4p)2024/8/10 11:40削除
とっても面白いです!最高です!あの思い切って
言いますが“真っ赤なヒョンウ”ってことですか?
#抹茶ラテさん (989epy60)2024/8/10 12:30削除
ごめんなさい!
誤字ってました・・・。
「真っ赤なハウン」ってことです!
すみません!
返信
返信6
ふゆとくんさん (9843x195)2024/8/6 21:18 (No.5787)削除
もう一つシリーズちょっと書きます


あぁ学校に行ってみたいな、、、僕は、自分の部屋でそうずっと思っていたお母さんは、妹の事がすっごく気に入ってて僕は後回し、ただ妹は体が弱いから僕が付きっきりで見ていないと怒られてしまう。中学の時、妹がお茶を欲しいと言った時に自販売機にお茶を買いに行った時に、戻ってきたら学校の男子たちに囲われていた。可愛くて人当たりもいい妹だ、そりゃ話しかけられるだろう妹は男の人が苦手でしかもその話しかけてきている人は学校で不良と噂されている人だったからもっと怖いだろう何とか追い払ったけどすっごい妹に泣きつかれたそのことを妹はお母さんに言ったのだろうお母さんに妹が寝た後に呼び出されて殴られたし、蹴られたり有一妹と同じだった服も破かれお婆ちゃんが買ってくれたヘアピンも折られたすっごく悲しかったけど、泣いたらまた蹴られるそう思ってすっごく堪えていた、、、、、、、、

【第二話】
今日は高校の入学式の日だ
「ねぇ、おねぇちゃんやった!ようやく学校行けるよっ!」
中学の二年の3学期くらいから動けなくなっていったけどやっと体調が落ち着いたから学校に行けることになった。僕は妹と同じ高校だ。まぁ、お母さんに妹をずっと見ておきなさいって言われちゃったけど。
「おねぇちゃん早く学校行こっ!」
『ごめん、ちょっと待って、よし、行こっか』
「行ってきまーすお母さん!」
「いってらっしゃい!美希、それと美希に何かあったら次は許さないからね未凪、美希を守るのがあんたの役目でしょ」
『はっはい、、、、分かりました』
「おはようございます。美希様、未凪様」
『おはようございます、伊藤さん』
相変わらず、起きるの早いなぁ伊藤さん
「それでは、美希様お乗り下さい」
「はーい!」
「未凪様もどうぞ」
『あっ僕は大丈夫です。歩きで行きます』
「ですが結構遠いですよ」
『お母さんに歩いて行きなさいって言われてるし、体力も付けなきゃ何で大丈夫です』
「そうですか、それではお気を付けて」
ふゆとくんさん (985oga4q)2024/8/7 21:52削除
ーーーーーーーーーーーーーーーー
【第三話】

トコトコトコ
「ねぇ、あれってさ美希の姉だっけ」
「そうだよ、てか全然顔似てなくない?めっちゃブスじゃんww」
「美希の方が可愛いしね、あんな髪ボサボサで黒縁眼鏡かけてるやつ何かが姉って可哀想っww」
あんなの慣れっこだ毎日言われてたことだしね。「おはよ!未凪」
『あっおはよう空』
「今日1時間目の授業って何だったけ?」
『確か空のクラスは数学だったと思うよ』
「ありがとーあっそういえば教科書忘れたんだったごめん貸してくんね?」
『はー、もうしょうがないなー今回だけだから』
「ごめん、まじありがと!まじ未凪神!」
そんな他愛もない話をしながら学校に行くこの時間も楽しみの一つだ。
「チッ何であんな奴が空くんと連んでんのよ」
「ほんとほんと絶対私たちの方が釣り合うじゃん」
「気にしなくていいよ未凪」
『うん、分かってるよ全然大丈夫だから』
「本当に大丈夫?」
『全然、平気平気!!』
『あっもう着いたからじゃあね』
危ない危ないバレるとこだったよやっぱ鋭いな、、
ふゆとくんさん (9843x195)2024/8/9 17:29削除
【第4話】

「おっはよー」

『わっびっくりした稀春か』

「稀春かって失礼やな〜ってかめっちゃ久しぶりやん!!めっちゃ心配したんやで!」

『あはは、ごめんごめんちょっと私情で、』

「まぁ、ぜんぜん大丈夫やで!それよりどうなん、空くん(ニヤニヤ)」

『別になにもないよ僕らただの親友だし』

「そう言ってまたまた〜」

「ねぇ、ちょっとぉ〜祈田さん良い〜?」

『えっどうしたの?』

「ちょっとぉ〜話したい事があってぇ〜」

『分かった今行く』
返信
返信2
匿名さん (982xfo7w)2024/8/6 01:41 (No.5683)削除
{絶対言わへんしっ!}第一話

はぁ〜、なんでこんなことになったんやろう、、、こんなことになるくらいならキャラ作りなんてせえへんかった
ら良かったな〜。私は今最悪の状況にいる。だってさー、学校一のさー、イケメンがおったとして!一緒に帰ろう
って言われて帰り道おんなじやったらはい!って絶対言うやん‼︎それを利用してこいつは、、、でも私はちゃんと
キャラになりきってノリノリで演技してたのにやっぱり悪いのは隣のあほやな!
「さぁ、ゲームの続きをしようか。」「・・・」
なんなんっ⁉︎まだ王子様キャラぽくキッラァーンって?もう化けの皮剥がれまくってんのに⁈ほんまにあほやな、
「じゃあ、私こっちなんで。ハ、ハハ、サヨウナラ」
私はそのまま家へとダッシュで逃げ込んだ。、、、もう、今日のことは忘れよう。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「えぇー!松永さんって大阪の人だったの⁈」
なっ!声が聞こえた方を見ると、あぁぁぁぁぁあいつの席やん‼︎さすがにこれは酷すぎるやろ。やりすぎやしっ!
「あっ!松永さんじゃん!」「あっほんとだ。」「ほんとだ」
みんなは一斉にこっちを向く。そして陽キャの人が
「ねぇ!関西弁喋ってみてよ!」
と言うと聞きたい、聞きたいとみんなが言い出す。あなたたちには共通語と言う最大の武器があるだろう!
それになぜ関西弁を聞きたいのに大阪弁を話す人に関西弁を話せと言ってくるんだ?
「それじゃあ、ワイが大阪弁ちゅうのを教えてあげまっか〜」
お調子者がそう言うと「うわっ颯太のエセ関西弁出たー」「さすが、エセ関西弁プロ〜w」
とみんなが言うでもこれは大阪弁じゃなくてただバカにしてるだけやん!私はカッとなって、



{絶対言わへんしっ!}第二話

「ちがう」
「どうしたの?松永さん?」
「大阪弁はそんなんじゃない‼︎大阪をバカにせんとってくれる⁉︎」
カッとなった私はつい、本音をぶちまけた。言ってしまったのは仕方ないが今までの努力は完全に
パーになった。私はこれから“東京の清楚系美少女”から“大阪のスケバン美少女”になるしかな、、い⁇
いまさらながらに絶望してヘナヘナと座り込んだすると、
「大阪弁喋ってくれてありがとね、松永さんじゃあ次は大阪弁についてもっと詳しく、、
「はぁ?」
もうどうでもよくなったのか、嫌いな相手が話しかけて来たからか清楚系美少女が絶対に発してはならない
音⁇を出してしまった。。。
その場にいた全員が凍りつき私までもがしばし固まった。
ーーーーーーーーーー
あぁ、イソガシイ。今はお昼休みなんだけど、、、私の前にはな、ぜ、か!行列が出来ている。
その理由は、また、またアイツがっ!やらかして来たんだよぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!!!
ほっっっんまに‼︎ありえへんな、あの口軽クソあほボケ野郎口軽すぎん⁈クラスだけじゃ可哀想だから
学年の子達にも松永さんが大阪弁を喋れることを教えてあげましたってそれはただの誤解‼︎大阪に行けばいい
だけやし、大阪弁なんて、聞かんくても分かるやろ!ほっっんまにあのチクり魔は‼︎
「あ、あの自己紹介してくれますか?」
「ア、ハイ。ワタシハマツナガミヤビデス。コレカラヨロシクナー。、、、ア、、、ハハ」
「つっこんでみて!」
「ア、、ア、、、、、ハ、、、ナンデヤネン、、、」
あぁ、ムリだ。これそこそこの罰ゲームやろ。私は最後の方いろいろぶっ飛んでロボットのみたいになってた
こんなことになるんやったら、ぱっと見イケメンなんか信じひんかったら良かったな。
ゆずの葉っぱさん (983lxr52)2024/8/6 11:06削除
え、わかるー!!!!
関西弁知らんのにエセで喋るなって毎回思ってるw(性格悪い私だわ)
あと、関西の人は大阪弁って言わなくて、
関西弁、って言うと思う…多分。
匿名さん (984aq2kf)2024/8/6 22:40削除
もちろん関西弁って言うけど大阪が
「おこしやす」みたいなこと言ってんの
聞いたことないのでいちおう大阪弁って
言ってます
ゆずの葉っぱさん (984x3ta6)2024/8/7 09:06削除
なるほど!おこしやすは京都だもんね。
K
KANOKOさん (983j9igf)2024/8/8 14:04削除
おこしやすは京都弁やけど、うち京都住みでも聞いたことないわ…w
使ってる人いるんかな?
ふゆとくんさん (986xib4z)2024/8/8 18:53削除
旅館とかで働いてる人は使ってるのかも?、、、、、
ゆずの葉っぱさん (987tn9ep)2024/8/9 09:53削除
なるほど…京都でも使わん人いるんや(笑)
返信
返信6
匿名さん (982xfo7w)2024/8/5 23:44 (No.5667)削除
これからここに書いてみます。
あしあとおしゃべりの方では散々迷惑かけて
ごめんなさい。あと、今まで書いていた物語は
どうなるんですしょうか?
匿名さん (982xfo7w)2024/8/6 00:38削除
テキトーに書いてみます。〈〇〇シリーズ〉
(私が思ってることなのでえっ違うって
なるかも知れないし誤字&ノー語彙力です)

〈〇〇シリーズ〉

「ねぇ、梨香」「何?」「自称天然ぶりっ子
のケンカごっこしない?」「いいけど、
どうすんの?」「えっと、まず、先手自称
天然ぶりっ子と後手自称天然ぶりっ子に
分けてやり合うの」「で?」「まぁまず先手
自称天然ぶりっ子と後手自称天然ぶりっ子
じゃんけんしよう」「「最初はグーじゃんけん
ほい」」「じゃあ、梨香が先手自称天然
ぶりっ子で真穂が後手自称天然ぶりっ子
やるわ。」「うん、、、、、略さない?」
「えっ、、、じゃあ、自ぶり対決の梨香が
先自で真穂が後自ね」「それ、あんま言わない
方が良くない?」「確かに、、文章じゃないと
誤解されそう、じゃあこれから練習ね」
ー1ヶ月後ー
「わたしてっえ〜天然だから〜なんにもない
ところでさっき〜転けちゃってぇ〜とっても
痛かったのぉー」「あっ、梨香ちゃ〜ん、
てっきぃゃぁぁんっ!、、、、、、わたしてっ
えぇ〜天然だからぁなんにもないところを
歩いてたらだけなのにぃー転けちゃったぁ
わたしてっえ〜本当にぃて、ん、ね、んっ!」
「真穂ちゃんだいじょおぶ?」ベシッ!
「あっ、ごっめーんわたしてっえ〜天然
だからぁ〜間違えて手がぁ滑っちゃたぁ〜」
ベシッ!「あ!ごめ〜ん私もぉぉ天然だからぁ〜
手がぁ〜滑っちゃったぁ〜」ドンッ!
「あっ、ごっめぇぇん私てぇぇ天然だからぁ
足が滑っちったぁぁ〜」ドンッ!「頭が滑っ、
バンッ!「手がぁ〜ドンッ!「足がぁ〜
ゴンッ!「頭がぁ〜ゴンッ!「水筒がぁ〜
バンッ!カバンがぁ〜ベシンッ‼︎「私てっ
えぇぇ〜〜天然だからぁ〜手が滑っちった
ぁ♡」「梨香ちゃん、ひどいよぉ〜〇〇くぅぅ
〜〜ん、梨香ちゃんがぁ〜私のことをぉ〜
嫌いってぇ〜私ぃ、かなぴいよぉぉん
ぴえーんぴえーんぴえーん」
「〇〇くん違うの、私てっ天然だからぁ、、
だから、違うのぉぉ私悪くないのにぃ〜
ひどいよぉ、ぴえーんぴえーんぴえーん」
1ヶ月間、猛特訓し笑うのを我慢し、今
ではいつでもどこでも自天ができるように
なった私たちはもう完璧な自称天然ぶりっ子
なのかも知れない。
「ねぇ」「何?」「ジブリ同士のケンカってさ
最後、幼児のケンカと一緒じゃない?」
「確かに」



次回
あるとしたらっ“パン咥え遅刻少女”
お楽しみに?
匿名さん (982xfo7w)2024/8/6 01:15削除
〈〇〇シリーズ〉

「ねぇ、梨香」「何?」「ラブコメあるある
しない?」「いいけど、」「まず、
パン咥え遅刻少女からね、」「2クール
あんの?」「これもあるあるだね」
ー1ヶ月後ー
「いっけなーいっ遅刻、遅刻、私田中 梨香!
新学期早々遅刻のピンチですっ!ここの
曲がり角を曲がれば近道!、、ドンッ!
「キャッ!」
「ちゃんと前見ろバカッ」「そっちこそ
なんなのよ!もぉ〜やなやつやなやつやな
やつやなつやなやつ‼︎、、、」
ー朝の会にてー
「みんな、転校生を紹介しよう。」
「へー、転校生かー、、、」ガラッ
「あっ!あの時のっ!」「田中、知り合いなのか
じゃあ、西園寺さん田中の隣の席でいいかな」
「はい」
「なんでよ⁈」
「こんなやつと隣の席なんて最悪っ!
しかも、ハイパースーパーウルトラ
ミラクルメガイケメンのハイパースーパー
ウルトラミラクルメガ大金持ちのハイパー
スーパーウルトラミラクルメガ御曹司で
ファンクラブもできて早くも学園のマドンナ
から告白されて一目惚れする人が続出して
王子様みたいで学園一の人気者で大豪邸に
住む大手企業の時期社長で性格悪い奴なんか
と隣の席なんてっ!私の平凡で地味な学園ライフ
がっ一体どうなるのっ⁈」
「おもしれぇー女」

「長台詞大変だったでしょ」
「窒息するところだった、、、」

次回へ続く

次回
ラブコメあるある幼馴染編
ふゆとくんさん (9843x195)2024/8/6 19:37削除
○○シリーズめっちゃ面白い!!
匿名さん (984aq2kf)2024/8/6 23:13削除
ありがとう?でもこれ実話から来てんねんけど
、、、?ありがとう?

〈〇〇シリーズ〉

「次は真穂が主人公な」「おけ」
ーー次の日ーー
「あんたって相変わらず寝顔だけは
かわいいわよねー」「、、、ん、、、?
って梨香なんで勝手に俺の部屋入って来て
んだよ!」「お母さんにちゃんと許可取って
るわよっ」「俺は入っていいなんて言ってない!」
「俺の名前は佐藤真穂いたってフツーの高校生だ
そしてこいつは俺の幼馴染の田中梨香幼稚園
から一緒で隣の家に住んでる、、、、、
まぁ、腐れ縁ってやつだ。」
「真穂ー、梨香ちゃーんご飯できたわよー」
「はーい、今行きまーすっ!」
「こいつ今日も家で食べるのか俺も着替えて
早く食べよ」
ーーーーー
「梨香ちゃん、遠慮なく食べてねー」「はい!
とっても美味しいですっ」「梨香ちゃん、
いつもありがとね」「いえいえ、こちらこそ
毎日美味しい朝ごはんをいただいて、
「母さんも父さんも梨香を気に入ってる確かに
黙っていればかわいいが口を開けば何かと
うるさくて迷惑なのにな、」
ーーーーーー
「あっ、2人ともおはよーあっもしかして今日
も夫婦漫才中だった?邪魔してごめんねーw」
「だからっ夫婦漫才なんてしてないっ!ないよっ!」
「まったく登校するだけで夫婦やら夫婦漫才やら
いじって来て幼馴染、、、、、、、、、、、、
とは、、、、、、、、、、、、、、、、、、、
不敏な、、もの?、、、、、、、、、、だ」
「ごめん、むずいわ。今度別のしよう」「おけ」

完?

次回
Z、a世代あるある、韓国ドラマあるある
匿名さん (985sz0x9)2024/8/7 23:58削除
〈〇〇シリーズ〉

「ねぇ、梨香」「何?」「Z世代ごっこしない?」
「いいけど」「まずはドラマ見てる時ね真穂が
中の人役で梨香が見てる人役ね」「分かった」
ー数週間後ー
「っは〜、ドラマ2.5倍速で見よ〜」
ードラマの中ー
「ワタシタチモウワカレタデショッツキマトワナイデッッ」
「ヒマリハナシヲキイテクレッサァコッチニ」「イヤー」バサンッ!
「イヤガッテルジャナイデスカヤメテクダサイヨ」「ナ、ナンダオマエ、、、
オマエハヒマリノマンナンダッ!!」「コイビトデスヨ」「クソッ、オボエトケヨ」
ーナンダカンタアッテソノアトミナトサントワタシハコイビトドウシニナリ
ストーカーモキエテアトスウネンゴニハワタシタチハケッコンシテシアワセナカテイヲ
キヅイテルノデシタデモソレハマタベツノハナシー
「キミダイジョウブ?」「ハイアリガトウゴザイマスデモダイジョウブ
デハナイデス」「ドウシタノ?」「イチワノトキカラズットガマンシテタンデス
デモ、、、、、ブチッ
「えっ切れた?」
バンッ!(画面越しに)
「ズットバイソクデミヤガッテコッチシンケンニエンギシトンジャ
フツウニミロヤッ!ソレカバイソクデミルクライナラミンナッコノ00ノ00
デ00ナ0000ガッカオオボエタカラナオボエトケヨコノ00ガ
ァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎」
ブチッ
「終わった?、、、、、、、、、、、、、、
、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、
、、、、、、、、、、、、、、、、、、、
、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、
、、、、、、、、、、、、、、、、、、、
、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、
ゴンゴンゴンッ!「ドラマノシュエンジョユウ(ソノタモロモロジャー)
アケロコノドラマバイソクミ0000000000000ガッ‼︎」
えっ?ホラー?」

返信
返信5
ーコウさん (984u1fas)2024/8/7 07:40 (No.5845)削除
【真夏の太陽とラムネ瓶】
載せます!
ーコウさん (984u1fas)2024/8/7 07:41削除
【真夏の太陽とラムネ瓶】

「あっちぃ・・・」
なんでこんな暑い中野球しなきゃなんねーんだよ。
しかも、練習試合だからちゃんと長袖のユニフォームなんだよな。マジでだるいわ。
オレは今、塁に立ってる。だから、仲間が打ったらすぐさまダッシュだ。そう、しっかりと打者と打者に向かって飛ぶ球を見据えた。
そして、バットが振られる。
 ースカッ
空振り・・・。うちにストライクが一つ。でも、アイツならやってくれるはずだ。
信じてるぜ、親友。
空気を切り裂いて飛ぶ球。
打者・・・オレの親友は、強い瞳で球を見抜き、バットを振った。
「「「おおぉぉ・・・!」」」
ベンチからも声があがる。
球が、見事に空に打ち上がった。
行くぞっっ!!
オレは地を蹴り、全力で駆ける。
アイツが、打ったんだ。アイツの努力を、気持ちを、このチャンスを!無駄にするわけにはいかないよな!
その時、視界の端に、ジャングルジムのてっぺんに座る少女の姿が見えた。
誰だ・・・?まぁここは、学校のグラウンドだから誰でも入れるんだけれども。
「おいっ、走れ!」
ぼーっとしていたオレに、声がかかる。
そうだ、走るんだ。さらに足へ力を入れて、前へと進めて。
「やった・・・!」
でも、まだ。アイツが走ってる。
「もうちょい!駆けろ!」
オレもアイツに向けて声をかける。
そして、ふと少女のいたジャングルジムの方を見て、また視線を戻す。
「よっしゃ・・・!!」
その時にはもう、オレ達のチームが勝ったことが示されていた。
オレらは、拳を突き合わせた。
「これから飯行くけど、お前は?」
「いい。帰る。じゃーな!」
疲れて重くなった足で、家へと向かう。
「あのっ・・・紙地さん!」
名前を呼ばれ、ゆっくり振り向く。
「ラムネ、飲まない?」
「・・・へっ?」
後ろにいたのは、同じクラスの達見だった。
「今日花火大会だから、屋台が出てて。ラムネを妹と自分の分2つ買ったの。でも、妹は自分で買ってて。余ったの、飲まない?」
あぁ〜。
「じゃ、飲む。ところで達見さ、オレらの試合観てた?」
「あっ、バレた?走ってる紙地さん、かっこよかったよ」
っ。「かっこいい」という言葉に、一瞬ドキッとする。
「よ、よかったら、一緒に祭り、行かないか?」
勇気を出して、言ってみる。
「えっ。いいの!?行くっ!」
同じラムネを飲みながら歩く2人。
暑い夏の、熱い恋を、太陽があたたかく照らしていた。
返信
返信1
あいぶいさん (983la734)2024/8/6 10:48 (No.5720)削除
小説初挑戦します!短編書いてみます!感想いただければ嬉しいです♡(´∀`*)
あいぶいさん (983la734)2024/8/6 10:49削除
セミが道に落ちていた。とても静かに。
少し前まではうるさくないていたであろうセミが。
……セミはなきながら何を思っていたのだろう。
最初で最期の夏を楽しんで鳴いていたのか。
…それとも、まだ生きていたいと、泣いていたのか。
セミの一生はどんなものだったのだろうか。
返信
返信1
K
KANOKOさん (983j9igf)2024/8/6 10:14 (No.5718)削除
Monthly Write / 「真夏の太陽とラムネ瓶」
 「はぁ、今日も暑い」
 「ほんとに。そろそろ涼しくなってほしいよねぇ」
 親友のハルと会話しながら、中学校の帰り道を歩く。
 毎日30度を超えていて、雨なんて降ってこない。
 暑すぎて、溶けそうだ。
 「じゃー、ナツ、また今度ね!連絡するー」
 「うん、夏休み楽しも!」
 ハルと別れ、また道を歩く。
 数年前の暑い日の記憶が、よみがえった。
 ――その日、小学校三年生だった私は母とはぐれ、迷
 子になっていた。
 「おかあさん…?ど、どこぉ…?」
 怖くて、不安で、泣きそうになりながら歩く私に、そ
 の子は言った。
 「きみ、どうしたの?」
 「お、おかあさんがぁ…いなくなっちゃった」
 「はぐれちゃった?怖かったね」
 そう言って彼は、私の頭をなでてくれた。
 「っ、うん…」
 なにもくわしく聞かずに、ただ頭をなでてくれるのが
 心地よくて、しばらくそうしていた。
 私が落ち着いてくると、その子は名乗った。
 「俺、太陽。四年生。きみは?」
 「わ、私…ナツ」
 「ナツ?いい名前じゃん」
 ニッと笑っていう太陽。
 私はいつのまにか好きになった。
 お母さんを一緒に探してくれて、その後も。
 「たいよー!遊ぼ!」
 太陽が泊まっているおばあちゃん家がうちと近いと分
 かって、毎日のように遊んだ。
 「おう、ナツ。今日はなにする?」
 一個上で学校も違う彼と遊べるのは、夏休みの間だ
 け。
 そうわかっていた私は、毎日朝早くから太陽の家に行
 った。
 夏休みの最終日。
 「あー、暑い。そうだ、ラムネ買いに行かない?」
 「ラムネ?お菓子の?」
 「もしかして飲んだことない⁉ 飲み物だよ、めっちゃ
 おいしいんだ」
 目をきらきらさせ、言う太陽に、飲んでみたくなっ
 て。 
 すぐにふたりでお小遣いをもって、近所のお菓子屋さ
 んに買いにいった。
 「なにこれ!おいしい」
 「だろ?」
 カラン、と瓶の中で鳴るビー玉の音と、あまいラム
 ネ。
 きらきらしている瓶が、宝物に思えた。
 「また買いにこよーぜ」
 でも、その約束は果たされることはなかった。
 その日の夕方に、太陽は違う県にある自分の家へと帰
 った。
 来年になれば太陽と会える、そう思っていたけど、次
 の年は太陽は来なかった。
 その次の年も、次の次の年も。
 「どこかで、元気にやってるよね…太陽」
 ひさしぶりにその名前を口にし、私は泣きそうにな
 った。
 なんで来なかったのかはわからないけど、いつか、会
 いたい。
 そんな思いを胸に、私はあのお菓子屋に走り出した。
返信
返信0
ゆずの葉っぱさん (983c0bf1)2024/8/6 06:30 (No.5688)削除
Monthly Wright
ここに投稿し直します!
投稿し終わったらあちらの掲示板からは削除いたします。
ゆずの葉っぱさん (983c0bf1)2024/8/6 06:30削除
真夏の太陽とラムネ瓶
カラコロカラコロ。
手に持った瓶を振ると、そんな音がする。
「夏だねぇ」
瓶がカラコロとなる姿は、夏を連想させる。
眩しい日差しと、冷たい瓶の感触を今でも、覚えてる。
「でもそれいつまで持ってるのさ。ちなみに今冬だよ?」
お姉ちゃんの言葉に私は深く頷いた。
わかってる。
今は冬だ。カラコロ鳴る姿は、冬までは連想させない。
「うん…知ってる。でも持ってたいの」
でも、それは一般論。
私の心の中では、8年前の夏が、再生されている。


暑い夏の日だった。
汗がすごいかも、と迷ったが、浴衣は夏の風物詩。
着ないと夏の感じがしない、というお姉ちゃんの意見により、
私は浴衣を着せられていた。
近所のお祭りに出かけようとしたのだ。
「痛っ」
ズキっと足が痛んだ。
慌てて下を向くと、鼻緒が指に擦れていたのが確認できた。
「…これじゃあ、歩けない」
小さく呟いた声が、宙に虚しく響く。
周りはキャッキャと楽しげに喋りながら盛り上がっている。
私は嫌になって、ゆっくりと神社の階段に座り込んだ。
「痛い…」
痛みは時間が経つごとに、ズキズキと痛くなってきて、涙も滲んできた。
連絡をして迎えにきてもらおう、とも思ったが、
その頃の私は携帯を持っていなかったから、
家族や友達に連絡をすることもできなかったのだ。
「もうやだ…」
お祭りなんて大っ嫌い、浴衣なんて嫌い、こんなんなら家でない方がよかったよ…
そう思った私に、ふと影が差した。
「大丈夫!?」
「大丈夫じゃ、ない…ないよぉ…」
急にやってきた、私と同じくらいの男の子。
声をかけてくれたことに、ほっと安心感を覚えた私は、
大きな声で泣き出してしまったのだ。
「わぁぁ泣かないで!えっと、これ!ほら!」
男の子が差し出したのは、小さい私には大きな瓶だった。
夏の光を反射してキラキラと輝いていた。
「あり、がとう」
「ん!じゃあ、俺のおじさん呼んでくるから、
君の家族もきっとすぐ見つかる!ちょっと待ってて」
言うなり、彼はダッシュで走っていって。
カラコロカラコロ。
瓶を鳴らすと、涼しげな音が聞こえたのだった。


このラムネ瓶は8年前の記憶。
あと半年もすれば、また彼と会える。
ラムネ瓶に思いを馳せながら、私は夏を、待つ。
返信
返信1
匿名さん (982xfo7w)2024/8/6 01:43 (No.5684)削除
『われら、三姉弟っ!』第一話

今日、うちに子猫が来た。5日間トライアルをして問題が無ければ正式にお迎えできるチャンス、、、
どんな手を使ってもうちにならして親を説得せねば、、なんて思ったがうちに来るなり抱っこできるし
トイレできるしめっちゃ遊ぶしでもうトライアル無しでもいいんじゃないか?と思えるくらいの人懐っこさ
あとは両親、、と思ったがこれまたクリアで父母揃って子猫にメロメロだ。このままトライアルを終え
正式譲渡も夢じゃない⁇
「瑠実、この子達全然鳴かないわねぇ〜」 「まぁ、近所迷惑になることもないしいいんじゃない?」
「でも、こんなに鳴かないと本当に鳴けないのかと思うよな」 「鳴くことはできるでしょ、やっぱりキンチョー
してるのかなぁ?」 「じゃ、お母さんご飯作ってくるから。」「じゃあ、お父さんも仕事するか〜」
2人はそういうと出ていってしまった。私は両親がちゃんと持ち場についてるの確認してから部屋へ戻り
「にゃんにゃんっ!かっっわいいねぇぇ〜〜〜〜〜♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」
そう言って一匹抱っこして匂いを嗅ぐ
「ふ、うふ、いひひひひひひひひひひひひひへへへへへへへへへへへへんふふふふふふふふふふふふ」
かわいい、かわい過ぎた、神だ。最高かわいい、かわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいい
かわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいい
かわっ、「瑠実〜」 「なにぃー?」 「お母さんたちの代わりにバスケットボールの試合観といてくれなーい?」


またこれだ。「わかった〜」 「ごめんにぇ〜、お姉ちゃんちょっとテレビ見て来るねぇ〜。もうっかっっわいい
ぬぅぇぇ〜〜〜、ふ、ふふひひ。また後でにぇ〜、かっわいいねぇ〜」
ーーーーーーーーーーーーーーー
「お猫た〜〜ん?久しぶり〜相変わらずかわいいねぇ〜何して遊ぶ⁇」
そう言って私はねこじゃらしを取り出して子猫たちのケージを開けて遊びだすかわいい、かわいい、かわいい、かわいい
かわいい、かわいい、かわいベシッ! ドゴッ!「あうっ!」
かわいいしか考えてなかったからノールックねこじゃらししてたせいで子猫たんと顔面衝突してしまっ、、、た?
「にゃっ、、んこっ‼︎ダイジョブ⁈」
私は子猫に怪我がないかこねくり回す、、、、、、「キミ、オスですな。ふん、ふひえへへへかっわいーーーーーーー
♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」
すると、メスちゃんもやって来た。「にゃんにゃん来てくれたにょ?かわいいねぇぇーー♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」
メスを撫でようと手を伸ばすと、ガブ!「ひっにゃぁぁ、ちょっと、メスちゃん甘噛みしちゃめんめよ。かわいいけど!」
そのあとも子猫と遊びまくり子猫を知った。
返信
返信0
匿名さん (982xfo7w)2024/8/6 01:39 (No.5682)削除
《ゼンマイ彼女》第一話

乳母ロボットが壊れた。まぁ、長持ちした方だろう。俺の家では毎回御用達のメーカーの新商品を買うと
決まっている。でも、今回は乳母じゃなくてメイドロボットを買う。、、、親がメイドロボットにしろって
言ってたからだ。俺は親の手紙通りにロボットを注文した。乳母がいないのは不思議な感じだったが
他にも召使いはたくさんいるので不便では無かった。二週間ほどするとでっかい段ボールが届いた。
段ボールを開けると指定通りのメイドロボットが丸まっていたあとはロボットを動かすゼンマイネジと
〈注意事項 このロボットと“恋に落ちてはならない”〉なんだこれは、今のロボットはこんな注意事項がある
のか?わざわざ書くくらい大事なことなんだから絶対にやってはいけないことなだろうがこの話俺には関係
ないことだ。俺はロボットを取り出しゼンマイをこれでもかと回す。すると「初めまして、ご主人様。」
メイドロボットは深々とお辞儀し「御用はなんでしょう?」と聞いてくる。
「お前はこれから俺に使えるメイドだ。しっかりと言うことを聞け、失敗は許さん。あとは俺についてまわる
それがお前の仕事だ」「承知致しました。ですが私はカヤと申します。」
なんだこいつはロボットのくせに生意気な、まぁコイツもすぐに壊れて処分することになるだろうし。
「まずは他の召使いと一緒に働け」「ですが、そうしますとご主人様について行けませんが、、」
「俺にはついて来なくいいから、他の奴と一緒に働け!」「承知しました」
なんなんだあの察しが悪すぎるバカロボットは!最近のロボットはこんなに使い物にならないのか?



《ゼンマイ彼女》第二話

まったく、無駄な買い物をしてしまった。使えないうえに主人に上から目線なメイドなんて
売り物になる訳ないだろうに。ふと目に止まったポスターを見ると『今はメイロボを育てる時代!』
と大きく書いてあり他にも「メイロボはツンデレくらいがちょうどいい!」や「成長していく姿を見て
ると家族ができたよう!」などよくは分からないがロボットを自分で育てろ、家族のように扱えと?
ロボットは教えなくても何でもしてくれるのが普通だろ。
ーーーーーーーーーーーーー
「カヤさん、今日からあなたは奧村家の大輝さんのメイドです。家事を覚えて大輝さんが帰って来る頃には
立派なメイドになれるようにしましょう!もちろん、分からないことがあったらなんでも聞いてね。」
「はいっ!」
私はメイドロボット、略してメイロボと言われる人の役に立つ為に作られたあくまでもロボットだ。でも、
私にはAI知能が搭載?されているらしい⁇のでハッキリとした感情がある。
「でもまずは、、、」
先輩方がみんな私を見てニヤニヤしてるでも、ほとんどがロボットで人間の方は4人しかいない。あと、
どうして、そんなにニヤニヤ?
「さっ、カヤさん。」
「、、、?」
「メイド服に着替えましょうね♪」 「あと、メイク♪」
「???」 
「あと、髪も♪」
「????????」
「みんなー‼︎大輝さんが惚れるほどカヤさんを綺麗にしてあげるのよー!!!」
「「「「「「「「「「「「おぉーー!!!!!!!!」」」」」」」」」」」」
???????????ア、アレ⁇それは呪われるんじゃなかったっけ??????????????
ーーーーーーーーーーーーーーーー
学校からやっと家に帰るどっちもあまり居心地は良くないが家の方がまだマシだ。
コンコンコン
「だたいまー」
ガチャ
「、、、、、。」
いつもは乳母ロボットが開けてと言うか見張って?いたが壊れてからはメイドたちがノックする
と開けてくれたんだが、、、
「、、、、、。」
コイツ、無言で突っ立って返事をしないならせめて退けよ。
「ごにょごにょごにょ」
ずっと突っ立ったままだったからか他のメイドが何やら、告げ口をするとずっと突っ立ったまま
だったのが、
「、、、、、お、おかえりなさい、、、、、ご主人様。」
とやっと返事を返した。よく、10分以上も主人を外で待たせたくせにそんなことを言えるなその
くらいならさっさと先に退いときゃいい話だろでも、メイドたちは違ったらしい。
「キャァァーーー!」「よく言った上出来よ!」「ほんと!ほんと!」「よく言った!」
と大盛り上がりの拍手喝采で最終的にはバンッ!っと背中を叩かれておえっかぎゃっ!という
規制を発して幕を閉じた。まったく、主人を20分以上待たせてコイツらは本当にメイドなのか?
返信
返信0
匿名さん (982xfo7w)2024/8/6 01:34 (No.5681)削除
〔喜田さんはいじめられている?〕第一話

昼休み、友人と話し合う。普通なら平和で楽しい一時だろう。でもっ!今は全然楽しめない!喜田さんが、あの、喜田さんが
こっちを!しかも、僕を!スッッゴイ見てくる‼︎どどどどどうしたんだろう⁈
「なあ、優真。喜田さんなんか、めっちゃこっち見てない?」「あ、はは、、そうだなー」「ホントだ。喜田さん、やっぱ、可愛いな。」
「だなー」そう、喜田さんは学校一の美少女なんだ。ここの中学は小学校からの同級生が多くて小学校からそのまま中学に上がって
2クラス増えたくらいだから新しい人もまぁいるけどうちのクラスは小学校からの仲の人が多いそこに転校してきたのが喜田さんで
はじめは教室、学年、学校と噂が流れ人気者になるのかな?と思っていたがそこでぶつかったのがカースト問題僕たちは空気に等しい
いなくてはいけないがあまり気にされない丁度いい三軍喜田さんは一軍から嫌われ、いじめられるおもちゃでいつかは捨てられる三軍
「おい!立花!さっさといちごミルク買って来い‼︎あんたが教室でてからもう3分以上経ってんのどれだけ待たせるつもり⁉︎」
「あっそうだった!真理子ちゃんもうちょっと待ってて!」「だから、名前呼ぶなぁぁぁ!!!!!」
おぉ、これは普通にブチギレてるな花岡さん。「ご、ごめんね。邪魔しちゃって、宮本くんたちじゃあね!」
え?えっい、今僕の名前、、、一回も話したことないのに、、、⁇
「なぁ、優真どういうことなんだよさっきのはどういうことなんだ?」碧都、圧が凄いんだけど、、
「僕もそんなこと知らないんだけど」「にしてもさ!優真じゃなくても俺でも別に良くない⁈」な、尚弥まで、


〔喜田さんはいじめられている?〕第二話


まったく、昼休みはとんだ目にあった。あのあと濡れ衣着せられ質問攻めを受けチャイムの音で強制終了なんとか
助かった。でもこのままじゃまた、帰る時同じ目にあう気がするてきとうに理由をつけて先に帰ろう。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「ねぇ!宮本くん!今日一緒に帰らない?」
帰りの会が終わってぞくぞくとみんなが帰る中、喜田さんはそう言った。明日ますます、まぎらわしくなりそうだが
せっかく誘ってくれたんだし、「うん、いいよ」 「ほんとに⁉︎やった!ありがとう!!!」
喜田さんは僕の手を取ってガッチリと握手して、ブンブン手振った。(息切れするぐらい)やっぱり喜田さんは
変わっている。喜田さんがいじめられる理由は二つある、一つは花岡さんのプライドが許さないから、もう一つは
不思議ちゃんだからでも喜田さんがいじめられてなかったら今頃ファンクラブでも作られていたんじゃないだろうか?
いや、今でもファンは大量に潜んでいるからもう作られているのでは?
「ねぇ!宮本くん!宮本くんは普段誰と帰ってるの?」「碧都と尚弥かな」「へぇー、海嶋さんと大井さんと帰ってるんだねー」
「喜田さんは誰と帰ってるの?」「えっ?私はね、、、イマジナリーフレンドッ!」
やっぱり不思議ちゃんだ。
「リッキー、ルル、みどり、リク、トト、ナタリー、ララ、オッキー、チッチャー、タマネギ、婦人、ぶりっ子、、」
「毎日変わるけどこのくらいかなー」
だんだん特徴のままの名前になってない⁈
「あっじゃあさ!友達からなんて言われてるの?」「優真かな」「じゃあさ私も友達になったら私も優真って呼んでもいい?」
「今からでも別にいいけど」「ほほほほ、ほんとに!!!?????じゃあ記念すべき友達第一号になってくれるの!!?」
「僕でもいいなら、、、⁇」「あっっっっっりがとう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!優真っ!!!」
「使い方これであってるよね⁈」「うん、そうだね」
喜田さんは元気だな、年中省エネタイプの僕からしたら見てるだけで疲れそうだけどいつも楽しそうでいじめられっ子
にはとてもみえないそういえば、昼休みの15秒(いつもは10秒)で飲み物買って来いチャレンジは罰に変顔15連発を
して一枚一枚写真を撮って保存したらしい(僕はそれがほぼ毎日なんて絶対に耐えられない)それにしても友達に
なっていいと言われただけでそんなに喜ぶなんてちょっと大袈裟だな、まあ僕には関係ないことだけど。
「あっ立花じゃ〜ん、へ〜今日はぼっちじゃないんだ。」「久しぶりだね、優真」


〔喜田さんはいじめられている?〕第三話


「あっ立花じゃ〜ん、へ〜今日はぼっちじゃないんだ。」「久しぶりだね、優真」
は、花岡さん⁈まずい、花岡さんにだけはバレたくなかったのに、、、、、「ねぇ、優真。私達幼馴染じゃん、
それ、頂戴よ。優真が持ってるよりもさ私が持ってる方がその人形もきっと喜ぶよ?」「、、、、、、、、、、」
「はぁ?何黙ってんの?さっさと貸せよ、」僕の手から奪い取られた人形、それは僕の祖母が生前本当に亡くなる
一週間前くらいに僕に作ってくれたものだった、まだ幼い僕は大はしゃぎで貰いギュッと人形を抱きしめた、僕の
宝物。でも取り返そうと上を向いたら、、「ゆ、優真っ、大丈夫っ⁈き、急にどうしたの⁇」ダメだ何も応えられない。
あの地獄の日の思い出がフラッシュバックして過呼吸になって泣き出しそうで心は冷静なはずなのに身体が拒否して
パニックにおちいる。
「っ、今日はもう帰ってあげる、でも覚えときなさいよ!明日学校中に言いふらしてやるんだからっ!」
花岡さんはそう、言って帰ってくれた。僕も花岡さんが見えなくなると落ち着いた。
「、、、、、、あの、、その、、、なんていうか、、さ、、、、、、ごめん。本当にごめんなさい。私のせいで。」
「大丈夫だよ。これは喜田さんのせいなんかじゃないから」「あっり、、がと」「うん」
喜田さんは泣きそうになりながらそう言った。意外と喜田さんも心はボロボロなんだなと僕は思った。
そのまま僕達は無言で帰った。正直、明日のことを考えるとダルくて仕方がないが今はそれどころじゃなかった。

「ただいま、ルイ。今日ね、やっと友達ができたんだ。でも真理子ちゃんは認めてくれなさそう、やっと抜け出せた
と思ったのに、、、」私はそのまま泣いてしまった。


〔喜田さんはいじめられている?〕第4話


眩しい光が降り注ぐ心地よくない朝。朝、もう朝だ。あのあと喜田さんに心配されながら無言であんなに気まずい状況
になるとはもう終わったことだ、とっくに終わったことなんだけどなぁ、あんな小5くらいの、2年前の?僕が悪いの
は分かってるでも、、、、、、、でも。もう、終わったことだしな、、、、、学校行かなきゃな、僕は学校の用意をして
ゆっくり学校に向かった。

あぁ、寝不足だ、昨日ていうか今日は5時まで眠れなかったしかも悪夢で目が覚めて睡眠時間はなんと20分!
学校に行く足取りが重すぎる。あと眠すぎる。あぁ、昨日は宮本さんに悪いことをしてしまった。なんて謝ろう。
とりあえず、お昼休みにでも一刻も早く謝ろう。そして、たぶん絶交宣言されるかも、、、、、、、、、、、、
 
〔喜田さんはいじめられている?〕
立花 12歳(誕生日秋頃)  優真 12歳(誕生日冬頃) 真理子 13歳(誕生日春頃)
返信
返信0

Copyright © 創作おしゃべり掲示板, All Rights Reserved.