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#抹茶ラテさん (9bdblvu5)2024/10/27 20:13 (No.18041)削除Time LIMIT @ live tour
登場人物
ホン・ハウン 홍・하은 「LIMIT」の宿舎の世話係
キム・チオン 김・치온 「LIMIT」の所属事務所の社長
LIMIT
キム・ソジュン 김・소준 リーダー 責任感が強い
チョン・セフン 정・세훈 メインボーカル 天使のような悪魔
ソン・ミンウ 송・민우 メインボーカル 人見知り
イ・ジェユン 이・재윤 リードラッパー インドアゲーマー
イ・スンウ 이・승우 リードボーカル 愛嬌たっぷり
カン・ソンホ 강・성호 サブダンサー 健康管理を怠らない
パク・ヒョンウ 박・현우 サブボーカル パーティーメーカー
ミン・スニョン 민・순영 メインダンサー ヘムチでありホランイ
カン・ジフン 강・지훈 サブボーカル プロデューサー
キム・テジュン 김・태준 サブラッパー 料理大好き
イム・スンミン 임・승민 メインラッパー 英語ペラペラ
チェ・ジュンホ 최・준호 サブダンサー 不思議くん
パク・ジュニョン 박・준영 メインダンサー 可愛い末っ子
♫ 歓声〈by ソジュン〉
今日は「Luminous tour」の初日。ソウルでの最初のライブ公演。会場を見たら、たくさんのDialが来てくれていた。この「Luminous tour」は日本と韓国でのライブ公演。最初に韓国のソウル、釜山、仁川でライブ。その後、日本で東京、名古屋、大阪、福岡とライブをする。ライブ開始40分前になり、ついにヘアメイクなどをしてもらう時間になった。ステージ下のスペースがメイクや衣装替えの場所になっている。ソウルアリーナでの単独公演はほぼ初めてに近い。「2021 K−Music Award」以来で、少しだけ懐かしく感じた。セトリも全員で話し合って決めたし、練習だって何回もした。俺たちは、このツアーで決めたことがある。それは「メンバー全員が、ツアーを完走すること」だ。去年行ったワールドツアーでは、スケジュールがハードすぎて途中で体調が悪くなってしまったメンバーがいた。だからこそ、今回は全員でツアー完走を目指している。「ソジュンさーん!メイクお願いしまーす!」メイクヌナに呼ばれた。「今行きますー!」スマホをパーカーのポケットに入れ、俺は椅子から立った。
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ついにライブが始まる時間になった。俺はメンバー全員を集め「メンバー全員でライブ完走するぞー!파이팅!」と言った。全員の「파이팅!」が響き、俺たちはステージに向かった。「楽しみー!」ジュンホが嬉しそうに、そして幸せそうに言った。まさにその通り。ライブを全員でできることに感謝しているし、Dialに会えることも楽しみ。「頑張らないと。」俺も決心し、ステージに立った。会場の照明が落ちたのがわかる。スポットライトが当てられる。このツアーで歌う最初の曲は、「Fire」という曲。激しいダンスと砂漠のような荒れた感じが特徴の曲。音楽がイヤモニから流れてくる。ヒョンウが最初に「oh-oh-oh-ah!」と歌うと、会場から歓声が飛んでくる。「Drop in the fire」最初の俺のパートが終わり、フォーメーションを移す。会場には「Dim Bom」の光がオレンジ色に光っている。Dialは曲に合わせて応援している。「Into the fire! 떨어지는 where? Where are we? 사라지는 것은 누구!Who?」俺のパートが終わって、ジュンホのパートに移る。「Like fire!Burn it down!」普段はふわふわしているジュンホもステージの上だと真剣な顔つきになり、より一層かっこよくなる。「우리 위에 fire! 너가 불을 붙이고 Burning!」ジュンホが歌うと同時に、真ん中でダイナミックなダンスを見せる。ジュンホはステージと私生活で最もギャップのあるメンバーだと感じる。でも、そのギャップはステージに向き合う姿勢からのものだと思っている。「Drop in the fire!」最後にジフナが高い声で叫ぶように歌うと、また歓声が上がった。照明が赤色から、白色に戻った。「ソウルアリーナ!」俺が叫ぶと、Dialの声が聞こえる。「挨拶をしましょうか?」メンバーたちに問いかけると「네!」と返ってくる。俺は「우리는 Pushing the limits!」と言った。その後に全員で「안녕하세요!LIMIT입니다!」 と言う。これが俺たちの挨拶法。「全体挨拶をしたところで!自己紹介に移りますか?」セフンが進める。「やろうやろう!」「じゃあ、端っこのジェユンから右に行こう・・・!」Dialの視線がジェユンに集まったのがわかる。「여러분 안녕하세요!재윤 입니다. 오늘 와주셔서 감사합니다!사랑해ー!」 ジェユン、今日はいつもより元気に見える。「천사는 어디?」「여기에!」 毎回恒例の掛け声から始まるセフンの挨拶。「Dial 안녕!세훈 입니다. 여러분!오늘은 즐기자!」 たくさんのファンサをするセフンは本当に天使かもしれない。次はジュンホの番。「요정 씨?어디 있니?」 ジュンホの挨拶は不思議なもの。「오른쪽!」今回は右!ジュンホの挨拶はくじ引きみたいなもので、ジュンホが言った方向にいたDialがペンライトを上げるシステムになっている。「Dial〜!보고싶었어요!LIMIT의 고양이 준호 입니다!」 ジュンホといえば、妖精か猫。猫のイメージは、目が猫みたいに釣り上がってるところから。妖精のイメージはご存知の通り、妖精が見えるから。最初、妖精が見えるって聞いた時はびっくりしたけどね。なんか子役時代に、不思議な子の役をやっていたら、見えるようになったらしい。よくわからないけど、すごいよね・・・!「오랜만입니다!안녕하세요. 민우 입니다!오늘은 잘 부탁드립니다!여러분과 함께 즐기자!」 ミンウが綺麗なお辞儀をして挨拶すると歓声が上がった。さすが・・・!お金持ちの家に生まれただけある。ミンウの両親は2人とも医者だから、お金があるんだって。「Dial〜!」ヒョンウの声がアリーナに響き渡る。「안녕!당신의 파티 메이커의 현우 입니다! 오늘은 전원으로 가득 즐기자!」 ヒョンウが持ち前の笑顔で挨拶をする。「안녕하세요!막내의 준영 입니다! 여러분, 즐겁게 보내자!」 ジュニョンもエネルギーいっぱいの笑顔で挨拶をした。次は俺の番。「여러분, 안녕하세요. LIMIT의 리더 소준 입니다. 오랜만입니다!오늘은 마음껏 즐기자!」 俺もみんなに負けないぐらい元気に言った。次は・・・スニョンか。「오랜만입니다. 여러분을 만날 수 있어서 기쁩니다. 순영 입니다!」 スニョンが、手で虎のポーズをしながら挨拶をした。続いてソンホ。「여러분 안녕하세요, 성호 입니다!」 挨拶をして手を振った後、バク宙を披露した。アクロバットが得意なソンホは、ライブの時によく披露する。Dialから歓声が飛んでくる。「안녕하세요. 지훈 입니다.」 ジフンが簡潔に挨拶を済ます。「안녕하세요. 사랑받는 아이의 순우 입니다!」 両手でハートを作り、Dialへ飛ばすスンウ。「안녕하세요. 만나서 반갑습니다. 태준 입니다!」 「오랜만입니다!만나고 싶었어요!승민 입니다!」 テジュンとスンミンも挨拶をして、自己紹介は完了。「매우 전망이 좋습니다!」 ここからだとDialとペンライトの光が一望できる。「아름답네요・・・!」 本当に綺麗だ。「오늘부터 시작된 『Luminous』 투어, 첫 공연입니다!여러분이 고조합시다!」 スニョンがそう言うと会場が歓声で満たされる。その歓声を聞きながら、俺たちは次のステージのために後ろを向いて歩き出した。